「そのマナー、OK?」ミサキ&ケンタの結婚準備vol.6「招待状は送る前が肝心!」
やっと招待状の作成までこぎ着けたミサキとケンタ。 パパッと一日で済ませるつもりが、思わぬ事態に……。心のこもった招待の仕方って一体どうすればいいの~!気遣い上手なケンタと力を合わせて、無事に招待状を発送できる?!
【登場人物】
西野 美咲
女子校育ちの29歳。英語力を生かして、商社で貿易事務をしている。父、母、妹と横浜で実家暮らし。片付けや料理は大の苦手。ハッキリした性格で天真らんまんが取りえだが、気遣いやマナーは不得意分野。
吉田 健太
山形県出身の29歳。仕事は、ビールメーカーの営業職。大学時代は奨学金を借りて、バイトを掛け持ちしていた。イタリアンレストランで働いていたので、料理は得意。実家のサクランボ農家は兄が継いでいる。
招待状は送る前に失礼がないか再度確認を
招待状は、結婚式への出席をお願いする正式な書面。親しい人であっても、名前を確認し、丁寧な文章で送るのが正解です。WEB招待状であってもそこは同じ。幼い頃に面倒を見てくれた親戚など、最近は疎遠になっている人にも、手書きでひと言書き添えると、受け取った相手は嬉しくなります。ケンタのように切手の貼り方一つとっても、感謝の気持ちが伝わるはず。
招待状、失礼だったかも……
【英文字表記、違ってた!】
招待状はパスポート風のデザインにしたので、名前はアルファベット表記に。彼側の親戚リストの名前が癖のある文字で書かれていて、間違った読み方をしてしまい、そのアルファベット表記で送付してしまいました……。後日ご本人に謝りましたが、本当に申し訳なかったです。(瑛里奈さん)
【招待状はやっぱり必要?!】
ゲストが身内だけで少人数婚だったため、自分たちで一人ずつに直接連絡して日時を伝えれば、招待状は送付しなくてもよいと思っていました。でも彼の祖母から「きちんとした場面だから、形に残る招待状をもらった方が嬉しい」と遠回しにくぎを刺されてしまいました。結局、改めてゲスト全員に招待状を送付しました。(あおいさん)
【返信用の切手を忘れてた!】
ふたりで招待状の封入作業をしていたのですが、彼が返信用のはがきの何枚かに切手を貼り忘れたようで……。届いた返信に違う切手が貼られていて、初めてそのミスに気付きました。(りんさん)
【招待状のマナー】
宛名は必ず二重チェック!相手が嬉しい招待の仕方を
もし招待状の宛名が間違っていると、相手は式の日まで何度も間違った名前を目にすることに……。そうなると結婚式への期待も薄れてしまいます。親族の宛名はそれぞれの親に二重チェックをお願いするのが確実。職場の人なら、部署の名簿を確認するなど対策を。友人には直接名前の表記を聞くと安心。宛名の他にも、遠方のゲストには会場周辺の情報を添えるなど、細やかな気遣いがポイントに。
▼招待状のマナーが分かる記事はこちら
From 編集部
招待状はゲスト目線で考えてみよう
招待状はふたりの結婚式のためだけど、実際に使うのはゲスト。デザインだけでなく、読みやすく使いやすいかもポイントに。今までに自分たちがもらって嬉しかった招待状があれば、そのアイデアをまねするのも手。ゲスト目線で考えてみて。
構成・文/稲垣幸子 イラスト/愛内あいる
※記事内のコメントは2021年7月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー36人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2021年9月時点のものです
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