「そのマナー、OK?」ミサキ&ケンタの結婚準備vol.4「顔合わせ食事会の話題って難しい!」
双方の親同士が親睦を深める顔合わせ食事会は、 特にマナーと気遣いが必要なシチュエーション。場所選び、服装、手土産から当日の話題まで、「ん?コレまずかったかも」と美咲は大慌て。優しい健太とふたりで、この場を乗りきって!
【登場人物】
西野 美咲
女子校育ちの29歳。英語力を生かして、商社で貿易事務をしている。父、母、妹と横浜で実家暮らし。片付けや料理は大の苦手。ハッキリした性格で天真らんまんが取り柄だが、気遣いやマナーは不得意分野。
吉田 健太
山形県出身の29歳。仕事は、ビールメーカーの営業職。大学時代は奨学金を借りて、バイトを掛け持ちしていた。イタリアンレストランで働いていたので、料理は得意。実家のサクランボ農家は兄が継いでいる。
顔合わせ食事会は、場が盛り上がるように事前準備を!
顔合わせ食事会は、親同士が初めて会う機会。双方の親とも緊張しているので、ここはふたりが場を盛り上げるのが大事。食事会の場所は、親の食の好みや会の雰囲気を考えて決定を。服装や手土産は、それぞれどんな準備をしているかをヒアリングして、擦り合わせをしておこう。ミサキとケンタのように抜けがちなのが、当日の進行や話題の準備。思わず場違いなことを口にしないよう、事前に考えておいて。
顔合わせ食事会、慌てました……
【親に頼むという発想がなく……】
始まりのあいさつや進行などは全て彼が行ったのですが、終わった後に父から「パパたちに任せてもらってもよかったんだぞ」と言われました。双方の親に乾杯のあいさつなどを頼んだ方がよかったかもと、後悔しました。(美南さん)
【進行が行き当たりばったりに】
顔合わせ食事会が始まる前に、段取りや進行をまったく考えていませんでした。ふたりでその場を乗りきるような進め方をしてしまったので、初対面の親同士がどうしたらいいのか分からず、戸惑わせてしまいました。(桃香さん)
【手土産を忘れちゃった!】
手土産を持ってきたはずが、渡そうと思ったら手元にない!よく考えたら自宅の玄関に忘れてきたことに気付きました。彼の親御さんはステキな手土産を用意してくださっていたので、申し訳なく……。翌日、彼のお家に届けに行きました。(瑛里奈さん)
【顔合わせ食事会のマナー】
親同士が困らないように、事前に配慮を
服装や手土産などはふたりが確認して揃えておかないと、当日親が恐縮したり詫びることになってしまいます。双方が打ち解けやすいように準備をしておくのが、ふたりの役目。当日は親が話しやすいように仕向けたり、親があいさつする場を設けるなど、雰囲気づくりを心掛けて。
▼顔合わせ食事会のマナーが分かる記事はこちら
From 編集部
お互いに親の情報を伝え合っておこう!
親の趣味や食の好みなど、事前に伝え合っておけば、会話の糸口が見つけやすくなるはず。また、なれそめや結婚式の予定など、当日話題に上がりそうなことは、ふたりでどう答えるかを決めておくと安心。
構成・文/稲垣幸子 イラスト/愛内あいる
※記事内のデータならびにコメントは2021年5月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー48人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2021年7月時点のものです
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