「そのマナー、OK?」ミサキ&ケンタの結婚準備vol.1「パパは聞いてないぞ!」
恋人時代はふたりだけの世界でよかったけれど、結婚することになると、相手の家族や周囲の人と新しい人間関係が始まります。長いお付き合いになる人たちとのスタートアップは、ちょっとした気遣いやマナーを知っていると、より円滑に。 マナーが苦手な美咲と、気遣いが上手な健太、ふたりと一緒に結婚準備のポイントを予習しよう!
【登場人物】
西野 美咲
女子校育ちの29歳。英語力を生かして、商社で貿易事務をしている。父、母、妹と横浜で実家暮らし。片付けや料理は大の苦手。ハッキリした性格で天真らんまんが取り柄だが、気遣いやマナーは不得意分野。
吉田 健太
山形県出身の29歳。仕事は、ビールメーカーの営業職。大学時代は奨学金を借りて、バイトを掛け持ちしていた。イタリアンレストランで働いていたので、料理は得意。実家のサクランボ農家は兄が継いでいる。
親だって心の準備が必要!親あいさつは、誠心誠意で
結婚することになって、最初の関門は親へのあいさつ。初対面の場合はもちろんガチガチになるけれど、何度か会ったことがある場合も改めてとなると緊張するもの。美咲のパパのように、父親だけ知らされてなかったというのはよくある事例。緊張のあまり、沈黙に耐えられずに自分からどんどん話してしまう人も。初対面はその人の印象を決めるので、話し方や立ち居振る舞いは落ち着いて丁寧に。
親あいさつ、苦戦しました……
【彼がなかなか切り出せず……】
なかなか彼が結婚の話を切り出せず、すごく時間がかかってしまい、結局私の親から話を切り出してもらう形になってしまいました……。もう少しふたりで流れなど考えておくべきだったかなと思います。(みさまるさん)
【彼がいきなり来て大混乱!】
結婚を考えていることすら私の親に伝えておらず、彼がいきなり来て伝えたので、家族が大混乱してしまいました。父は彼が気に入らなかったようで、激怒してしまいました……。(ぺちゃんこさん)
【緊張し過ぎて言葉足らずに……】
彼の親に初めて会ったとき、「これからよろしくお願いします」と言いたかったのに、緊張しっ放しだったこともあって、何を言うか忘れて「今日はごちそうさまでした」とだけ言って帰ってしまいました。まるで遊びに行っただけみたいになってしまい、後悔。(ななさん)
【親あいさつのマナー】
あいまい&突然はNG!真剣な姿勢で誠意を見せて
ふたりで結婚の意志を固めたら、まず自分の親にきちんと伝えることが大切。あいまいな伝え方では、相手のイメージダウンになることも。結婚のあいさつをする際は、親に安心してもらうために、はっきりと結婚の意志を伝えて、真剣な姿勢を見せよう。相手ペースの会話を心掛けて、時間をかけて距離を縮めていって。
▼親あいさつのマナーが分かる記事はこちら
From 編集部
あいさつの流れはふたりで打ち合わせておこう
親あいさつに行く前には、お互いに自分の親の情報を伝えて、どんなタイミングで何と伝えるかを打ち合わせておくと安心。それぞれの親にも相手の人となりや職業、相手の家族のことなどを話して、双方とも事前準備を。
構成・文/稲垣幸子 イラスト/愛内あいる
※掲載されている情報は2021年4月時点のものです
※記事内のコメントは2021年2月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー35人が回答したアンケートによるものです
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