知ってるだけでキレイに近づく♪今日から使える「食生活」の美容クイズ
結婚式を前に、もっとキレイになるための知識をちゃんと知りたい!と思っている花嫁さんも多いはず。今回は花嫁さんに役立つ美容クイズを、管理栄養士の池上淳子さん監修のもとご紹介!日常生活で使える実践アドバイス付きなので、クイズに挑戦しながら、キレイに近づく知識を楽しく学びましょう♪では、クイズのスタートです!
Question:01
多くの野菜を食べることは、健康と美容において大事なことです。目安である350gの具体的な量は、生野菜なら両手にのる野菜量×3、茹でた野菜なら片手にのる野菜量×3になります。
健康的な美肌のためには、ビタミンCや食物繊維、ミネラルをバランス良く摂ることが大切。彩りよく野菜を意識して食べるようにしましょう。また、野菜をしっかりとそしゃくして食べることで満腹中枢を刺激し満足感を得られるので、食べ過ぎを防ぐことにつながります♪
「食べること=かむこと」なので、野菜はそのまま口にするのが◎
加工されているジュースやスムージーなどは加工プロセスの中で一部の栄養素が失われてしまっていることも。野菜はそのままの状態で食べることをおすすめします。食べ方としては、サラダや具だくさんのスープ、みそ汁を食べるなど、たくさんの野菜を摂取する工夫をしてみてください。具だくさんスープを多めに作り置きしておくと、手間も省けるので忙しい花嫁さんにはぴったりです。
Question:02
最初に“食物繊維”を摂ることが太りにくくするための食べ方の基本です。ポイントは「インスリンの上昇を穏やかにすること」。野菜にたっぷり含まれている食物繊維には、摂取した糖質の吸収スピードを緩やかにする作用があります。最初に食物繊維から食べ、よくかんでゆっくり食事をすることを心掛けましょう♪
サラダなど野菜は初めに5分くらいかけてゆっくり食べて!
食物繊維がたっぷり体に入った状態を初めにつくるのが理想です。ただ、ポテトサラダやマカロニサラダはサラダとはいえ、イモ類やマカロニなど血糖値の上昇を促す食物が含まれています。それらを食べる場合は、最初ではなく最後の方に食べるのがおすすめです。また、パスタやラーメンなどを食べる際も、単品ではなくセットでサラダなどの野菜を食べる工夫をしましょう。
Question:03
大人ニキビを抑制するためには、皮脂の分泌を防ぎ肌の代謝を促進する“ビタミンB2”を積極的に摂りましょう。
ホルモンバランスの崩れや油の摂り過ぎなども大人ニキビの原因に。花嫁さんは、結婚式の準備やお祝いの宴が連日続くなど、ホルモンバランスや食生活が崩れがちです。ブリのほかにも、ほうれん草や納豆にもビタミンB2は多く含まれています。献立に追加して食べるとなおよいでしょう♪
ウナギやサバにも含まれる“ビタミンB2”は積極的に摂取を!
ビタミンB2が不足すると大人ニキビができやすくなるので、ビタミンB2を含む食材を意識して食べるとよいです。ウナギ、カレイ、サバ、サンマなど魚介類に多く含まれます。ジャンクフードやインスタントラーメンなど偏った食生活が続くと、ビタミンB2は不足しがちになるので控えめに。大人ニキビを防ぐためには、冷えやストレス・睡眠不足の解消も心掛けてくださいね。
Question:04
紫外線から体を守るといわれている天然色素成分のアントシアニンを含んだ、ブルーベリーは抗酸化作用が強く、紫外線対策におすすめ♪一方、グレープフルーツに含まれるソラレンは日の光を必要以上に吸収してしまうので、紫外線対策のためには食べ過ぎないよう注意。バナナはエネルギー補給には有効ですが、紫外線対策としてはそこまでの効果はありません。
フルーツは朝がおすすめ◎紫外線対策には日焼け止めなども活用して!
フルーツには糖分も含まれているので、これから精力的に活動するためのエネルギー源としてもよいです。理想的な量は1日200g。
ブルーベリーは、生だけではなく冷凍のもので摂取するのもおすすめです。ヨーグルトにのせて食べるとおいしいですよ。
紫外線対策のためには、食べ物だけではなく日傘や日焼け止めも必ず併用してくださいね。
Question:05
むくみを解消するには、“カリウム”が多く含まれている物を食べるのがおすすめです♪カリウムはむくみの原因となるナトリウムの排せつ作用を持っており、体内にある余分な塩分を排出してくれます。上記A~Cでいうと、Cのほうれん草はカリウムの含有量がとても多い野菜です。野菜類のほか、果物類・豆類もカリウムが多く含まれている食材です。
むくみ解消には減塩が◎ソースは小皿にちょっとずつで入れ過ぎない工夫を!
カリウムを多く含むほうれん草はあくが強いため、ゆでて食べましょう。同時に、むくみ解消のためには減塩を心掛けて。外食が続くと摂取塩分量は総じて多くなりがちです。例えば、とんかつを食べるときは、上からソースをバーッと掛けるのではなく、小皿にソースを入れてちょこっとずつ付けるなどして、塩分を摂り過ぎない工夫をしましょう。
Question:06
あまに油やえごま油に含まれる“オメガ3脂肪酸”には、肌の乾燥を抑制し、保湿効果を上げる効果が期待できます。オメガ3は青魚に含まれるDHAやEPAなどが有名ですが、植物油でも摂取が可能です。ただ、あまに油やえごま油は酸化しやすく熱に弱いので、炒め物や揚げ物では使わないようにしましょう。また、MCTオイルは脂肪になりにくく、エネルギーに変換されやすい食材の一つです。
植物油なら1日小さじ1杯程度◎手作りドレッシングにも最適!
オメガ3脂肪酸は魚の油によく含まれているので、できれば魚を1日1切れ食べるのがおすすめ。それが難しい場合は、あまに油やえごま油を食事の際に冷ややっこやサラダ、納豆などに掛けて食べるのもよいです。目安は1日小さじ1杯程度。
手作りドレッシングをあまに油やえごま油で作るのもいいですね。これらの油は劣化しやすいので、作り置き保存せず、なるべくフレッシュなものをその都度作ってください。
Question:07
乳製品に多く含まれる“カルシウム”は、骨を強くするなど美容のためにも必要な栄養素ですが、摂取量は不足しがち。カルシウムの吸収は夜になると高まるといわれているので、乳製品は夜食べるのがおすすめです。特に、ヨーグルトは腸内環境を整える効果も。腸内環境を整えると便秘解消にも期待できるので、お通じなどでお悩みの方にもおすすめです。
水切りヨーグルトを使えば、さまざまな料理に活用できちゃう♪
水切りするとクリームチーズのようになるので、トマトとオリーブオイルを加えてカプレーゼにしたり、グラタンのホワイトソースとして代用したり。抹茶パウダーなどを加えて凍らすとアイスとしておいしくいただけます。蜂蜜と合わせて生クリーム代わりに、パンケーキに掛けるのもおすすめです。ヨーグルト1パックは水切りすると半分くらいの量になるので、それを3~4日で食べるとよいです。
Question:08
健康的な髪の毛を育てるために必要な栄養素は“タンパク質”や“亜鉛”が挙げられます。どれか1つを摂ればよいわけではなく、必要な栄養素をバランスよく摂取することが大切です!
この中ではAが一番理想的です。Bだったら、亜鉛をチーズで追加しましょう。オニオンスープをオニオングラタンにしてもいいですね。Cなら、タンパク質をゆで卵で追加するといいでしょう。
健康的な髪のため、なるべく一汁三菜を心掛けて!体を温めるしょうがも◎
健康的な髪の成長に必要なタンパク質や亜鉛が不足しないようにしましょう。そして、それを代謝するためにビタミンやミネラルが必要となるので、なるべく一汁三菜のバランスの良い食事を心掛けましょう。
また、健康的な髪の毛のためには、血行をよくすることも大切。髪の毛に血液が行き届かないなんてことにならないよう体を温めるよう意識してください。身体を温める効果があるといわれている、加熱したしょうがを摂取するのもおすすめです。
From 編集部
毎日の生活の中から“もっとキレイ”を手にしよう!
あなたは何問分かりましたか?食べる順番やタイミング、食べ合わせ……毎日の食生活をちょっと工夫したり、意識することで、花嫁のキレイが磨けちゃうんです。これなら、結婚式準備やお仕事など、忙しい合間でも続けられそうですよね。「美は1日にしてならず」。ワンポイントアドバイスを参考に、できる範囲であなたの日々の生活に取り入れてみてくださいね。
池上淳子 管理栄養士、日本ビューティーヘルス協会 会長
モデル向けの講師や料理教室、講座などを通じて1000人以上に美容栄養学を伝授。またスポーツ栄養、高齢者・子ども向け、生活習慣病予防など多岐にわたって活動する美容栄養学の専門家。メディアに多数出演。
取材・文/RIE☆ イラスト/tanateasami 構成/間宮 愛(編集部)
※掲載されている情報は2021年7月時点のものです
※参考文献:「日本食品標準成分表 八訂 文部科学省」「日本人の食事摂取基準2020 厚生労働省」
- 結婚準備全体
- 悩み解決
- きれい
- テンションあげたい
- さくさく読む
- 楽しく読む
- にきび