”ボード”じゃなくてもOK!「進化形ウエルカムボード」10選
結婚パーティのウエルカムボードはその名の通り、ボード(板)タイプが一般的。でも、最近は、ボードの枠にとらわれない自由なスタイルのアイテムを用意する花嫁さんが多数います。トレンドの“コッパ―(銅)スタンド風”からお花のリースタイプまで、参考にしたい実例を集めました!
[コッパ―スタンド]
Case1. ビンテージ感のある空間に合うメンズライクな仕上がり
●nanaさんの場合
ビンテージ感がありかつ目立つデザインを検討して見つけたのが“コッパ―スタンド(銅製のスタンド)”。SNSなどで目にするタイプはナチュラルでかわいらしいものが多かったが、かっこいい感じが理想だったので、一から手作り。
ホームセンターで購入した塩ビパイプにペンキを塗り、スタンドを作成。そのサイズに合うようにアクリル板をカット。文字も手描きした。
[サイズ]
スタンド/W70cm×H130cm×D55cm
アクリル/W65cm×H85cm
[料金]
トータルで1万~1万2000円くらい
[飾った場所・飾り方]
披露宴会場の入り口横に設置。自分たちで用意したのはスタンド・アクリルボード・レザーのひも・麻の布。他はフラワーデザイナーにお任せしたところ、素敵な空間になっていて当日うれしい驚き
Case2. アクリルと布。素材感で個性を演出
●@w___a.sさんの場合
シンプルでも素材感で個性を出したくて、コッパ―スタンドとアクリルボードの組合せにファブリックをあしらうスタイルに。さらにお気に入りの前撮りのブーケもゲストに見てほしくて装飾した。
作ってくれたのは新郎友人。抜け感のあるデザインが装花や披露宴会場の雰囲気にもぴったりで、「手作りとは思えない!」とゲストにも驚かれた。
[サイズ]
アクリルボード/A2サイズ
[料金]
不明
[飾った場所・飾り方]
披露宴会場入り口の手前。ゲストが必ず通る場所にセット
Case3. レトロ空間に合う大胆なファブリックアレンジ
●e_e_wedding0509さん
彼が手作りしてくれたスタンドをお洒落に飾りたくて、ホワイトの文字のみを描いたシンプルなアクリルボードを選択。さらにスワッグとナチュラル感のあるくすみカラーの布をラフにあしらった。レトロなレストランに抜けのある景色をプラス。
[サイズ]
アクリル/A3サイズくらい
[料金]
約2000円
[飾った場所・飾り方]
会場のエントランスに装飾
[タペストリー]
Case4. さまざまな装飾とバランスよく飾れるミニマムデザイン
●@ayn314leavesさんの場合
親族のみの少人数ウエディングで、ウエルカムスペースもシンプルでナチュラルにしたかった@ayn314leavesさん。ドライフラワーやビンテージ小物ともバランスよく飾れるように、雑貨店で購入した生成りのタペストリーに、彼が文字を書いたさりげない仕上がり。
[サイズ]
W100cm×H100cm
[料金]
700円
[飾った場所・飾り方]
受付横の自由に飾れるスペースに、さまざまなアイテムと共に装飾
Case5. 屋外でも存在感抜群!グリーンと共に装飾
●takaさんの場合
屋外に装飾するため、遠くからでも目立つように前撮りの写真をデザインした等身大のタペストリーに。上質な仕上がりにしたくて、フェイクレザーにプリントしたのもこだわり。圧巻の存在感に「こんなの初めて見た!」とゲストからも好評だった。
[サイズ]
W140cm×H250cm
[料金]
8万円
[飾った場所・飾り方]
挙式会場からパーティ会場へ向かう海沿いの通路に設置。ホテルの植物やビーチのロケーションを生かして、グリーンを基調に飾り付けてもった
Case6. さりげない前撮りシーンをナチュラルなデザインで
●0627weddingさんの場合
人とかぶらないタイプで、かつ広い会場の入り口付近でも目立つものをと考えて、前撮り写真をナチュラルなデザインと共にあしらったタペストリーに。サイズが大きいので、選んだ写真は引きのカメラ目線ではないものを選んだのがポイント。一緒に写真撮影しているゲストがたくさんいて、うれしかった。
[サイズ]
W50cm×H160cmくらい
[料金]
前撮りとセットだったので不明
[飾った場所・飾り方]
披露宴会場の入り口。他にもさまざまなウエルカムアイテムを用意していたが、あえてそこから離して装飾した
Case7. ゲストに驚いて笑ってほしくて、インパクト勝負!
●m.o.wedding、Miyabiさんの場合
大きくてパッと見た瞬間、印象に残るものを用意したかったので、沖縄の海で馬と撮影したインパクトのある前撮り写真を特大サイズでプリント。ロールアップバナータイプだったので、搬入しやすいのもよかった。単体でも撮影するゲストが多く、「初めて見た!」とうれしい声が多数。
[サイズ]
W89cm×H200cm
[料金]
約2万円
[飾った場所・飾り方]
ゲストが通る披露宴入り口に設置。背面が見えないように飾ってもらったのがこだわり
[花×ミラー]
Case8. 新たなスタートにふさわしい純白のリース
●@sorriso.fioreさんの場合
結婚という新たな始まりにピッタリのピュアな白と、“幸せが回る”といわれる形にこだわり、プリザーブドフラワーを贅沢に使用した真っ白なリースタイプに。会場のインテリアがステキだったのでそこに合わせたのもポイント。ベースはミラーなので、のぞき込むと自分の顔が見えるというのも面白いかなと思った。
もともとプリザ―ブドフラワーのアレンジとレタグラフィーを習っていたので、その技術を活かし自分で全て手作り。
[サイズ]
直径約30cm
[料金]
材料費約2万円
[飾った場所・飾り方]
入口付近のウェルカムスペースの壁にセット。その下のデスクには家族写真(猫たち)と和装前撮り写真や和装撮影時に使ったブーケや髪飾りをリメイクして作ったお花のフレームなども装飾した
[木製のサイン]
Case9. 物語に出てくるように!ガーデンに小粋なサイン
●優香さんの場合
会場がナチュラルな雰囲気だったので、絶対に合うと思ってウエルカムサインを手作り。会場の至る所に木製のアイテムが使われていたので、リンクするように木材を使用。「ふたりのイメージにピッタリ♪」など、ゲストの感想がうれしかったそう。
[サイズ]
W約40cm
[料金]
材料費約1000円
[飾った場所・飾り方]
ゲストがチャペルへ向かうまでの森の小径に、さりげなく装飾
[多フレーム使い]
Case10. 非日常感溢れる会場と一体となるナチュラルアンティーク調
●@na.77weddingさんの場合
アンティーク調の非日常感が味わえる会場に合わせて、ウエルカムアイテムも“ナチュラルアンティーク”をテーマに統一。クラシカルテイストの小さなフォトフレームに、ゴールドの「WELCOME」の文字を一文字ずつあしらったアレンジで、ゲストをお迎え。「かわいい!」と、特に友人たちからの注目を集めた。
[サイズ]
フレームはL判写真よりも一回り小さめのサイズ
[料金]
同会場の卒花さんからフレームを譲り受けたので不明
[飾った場所・飾り方]
受付横のウエルカムスペースにセット。トランクやアンティーク調のさまざまなアイテムと一緒に装飾した
From 編集部
トレンドも参考にしつつ、自由な発想で自分たちらしく準備
ウエルカムボードの役割は、ふたりに代わって最初にゲストをお出迎えすること。だから「WELCOME!」の気持ちが伝わるふたりらしいものにしたいものですよね。そんな思いをベースにすれば、形状や素材は自由でOK! ふたりの結婚式ならではのアイテムをぜひ考えてみてくださいね。
構成・文/小松ななえ
※掲載されている情報は2021年5月時点のものです
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