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前撮りフォト活用♪ペーパーアイテム&ウエルカム装飾おしゃれ実例8

前撮り写真を結婚式のアイテムに使いたいという人は多いはず。できることなら、おしゃれに仕上げたい!そんな人に向けて、今回ご紹介するのは、雰囲気のある写真を使って仕上げたペーパーアイテムやウエルカム装飾の実例。アイテム使用のための撮影のポイントも参考にしてくださいね。

ペーパーアイテム編

【招待状】洋書の1ページのような写真がシックなグレーに映えて

A.yui
A.yui
A.yui

「結婚式のテーマである“Hand to hand”に合わせて、アイテムはできるだけ手作りにこだわりました。中でも、色み、質感、書体、印刷技法まで最も力を入れたのが招待状です。前撮りの写真はメインで使いたかったので、大きく1枚全面に印刷し、招待状を開けると透けて見えるように入れました」(A.yuiさん)

【手配方法】
自分たちで手作り

【手作りのポイント】
紙のほとんどを専門店で選び、トレーシングペーパーや金箔を使用。数カ所金箔で箔押しし、封筒と日時の書かれたものは、自分たちで活版印刷をした

【前撮りのシチュエーション】
森の中でのロケーション撮影

【アイテム使用のために前撮りで工夫したことは?】
前撮りの写真はアイテムに使う予定で撮影。“Hand to hand”というテーマに合わせて、手元のアップやイメージカットのような写真を意識的に依頼した

【プロフィールパンフレット】海外のレトロなニュースペーパー風に

@wedding__myさん
@wedding__myさん
@wedding__myさん

「オーストラリアと日本で遠距離で交際をしていた時期があり、テーマを“long distance relationship”と“Leaf”にしました。それに合わせてオーストラリアの海で撮影した写真と、森で撮影した写真をメインにしたブライダル新聞形式のプロフィールパンフレットを作成しました」(wedding__myさん)

【手配方法】
自分たちで手作り。印刷は印刷会社に依頼した

【手作りのポイント】
パーティ会場の雰囲気に合わせて、レトロな海外のニュースペーパー風の仕上がりを目指した。デザインはすべてスマホのアプリを利用

【前撮りのシチュエーション】
オーストラリアの海、日本の森の中でロケーション撮影

【アイテム使用のために前撮りで工夫したことは?】
アイテムに利用することを想定して、写真はすべて三脚を駆使して、自分たちでセルフ撮影。撮影の前に、ポーズや構図をSNSなどで研究した

【プロフィールパンフレット】装飾にもなじむモノクロのシャープなデザイン

aiaiさん
aiaiさん
aiaiさん

「披露宴ではプロフィールムービーを流したくなかったのと、お互いのゲストに新郎新婦のことを知っていただけるように、また、ゲストが待ち時間に時間を持て余さないように自己紹介ページのボリュームを多めにして、細かい自己紹介や生い立ちなども含めました。結婚式自体を大人っぽく、かっこいい感じにしたかったので、モノトーンでシンプルでありながら、雰囲気のあるデザインに仕上げました」(aiaiさん)

【手配方法】
自分たちで手作り。印刷は印刷会社に中とじ冊子としてオーダー

【手作りのポイント】
イラストレーターを使ってデザインを自作。表紙はカラーでなくあえてモノクロの雰囲気ある写真にし、特にフォントや位置にこだわって、何度も微調整した

【前撮りのシチュエーション】
ニューヨークでのロケーション撮影

【アイテム使用のために前撮りで工夫したことは】
前撮り写真は結婚式のアイテムに使用する前提で撮影。ただ具体的にどういう写真をどういうふうに使うかまでは考えず、出来上がった写真を見て自分で気に入ったものを使用した。顔アップよりも背景を生かした引きの写真や、全身、顔以外のアップなど雰囲気の良い写真を撮ってほしいと依頼したのもポイント

【二次会アイテム】遊び心を込めたチケット風

miicoさん
miicoさん

「二次会の受付で会費を払ってくれた方に引き換えでお渡ししました。チケット風なので、バーコード付きのデザインにしたのですが、そこに書かれた数字は、自分たちの“初めて出会った日付”“付き合った日付”“婚姻届を提出した日付”と、特別な日の数字が並んでいます。わかる人にはわかる的な……遊び心を加えました!その数字の中に3枚だけハートが入ったものがあり、当たった人にはプレゼントを贈呈しました」(miicoさん)

【手配方法】
自分たちで手作り

【手作りのポイント】
前撮り写真をセピア加工して使ったことで、海外風のおしゃれなデザインを意識

【前撮りのシチュエーション】
海辺や森、公園を回ってロケーション撮影

【アイテム使用のために前撮りで工夫したことは?】
もともとアイテムに使う予定だったので、早めに前撮りのスケジュールを立てた。
アイテムに使うにあたり、フォトグラファーが余白を意識して撮影してくれたことで、文字を入れやすくデザインしやすかった

【ウエルカムアイテム編】

【アイテム×写真】白・黒・ゴールドに色みを絞り、アンティークな世界観に

hm_hawaii_weddingさん
hm_hawaii_weddingさん
hm_hawaii_weddingさん

「似顔絵のウエルカムボードを用意していたので、ウエルカムスペースにはボードではなく、前撮り写真そのものを飾ろうと考え、ハワイ挙式の写真の中でお気に入りのものを選びました。小さめの写真をクリップとフックが付いた『IKEA』のフレームに合わせたり、大きめの写真をフレームに入れたりして、パンパスグラスやオブジェと共に装飾しました」(hm_hawaii_weddingさん)

【手配方法】
写真の一部はスマホでモノトーンに加工し、写真屋さんで印刷してもらった。アイテムは自分で用意したり、友人から譲り受けたもの

【装飾のポイント】
写真を生かし、かつ統一感を大切に、アイテムの色を白・黒・ゴールドにしぼって、アンティーク感を演出

【前撮りのシチュエーション】
ハワイでのロケーション撮影

【アイテム使用のために前撮りで工夫したことは?】
撮影時は意識していなかったけれど、目線を外したショット、新郎新婦個々のショット、アップの写真や引きでの写真など、さまざまなバリエーションを撮っておいてもらうと、ウエルカムスペースを作る時に作りやすくなると思った

【ウエルカムボード×複数の写真】ナイトウエディングに合うモノクロトーン

優希さん
優希さん
優希さん

「前撮り写真のうち、お気に入りの一枚をモノクロにしてウエルカムボードにしました。ナイトウエディングだったのと、会場の雰囲気に合わせて、フォトフレームはゴールドと黒で統一してシックな感じになるよう意識しました」(優希さん)

【手配方法】
ウエルカムボードは印刷会社にオーダー。フォトフレームは自分で手配して装飾した

【装飾のポイント】
ふたりの顔のアップより、イメージ写真のようなものを使う方がおしゃれかなと思い、風景やアイテムを中心とした写真を意識的に選んだ

【前撮りのシチュエーション】
丸の内でのロケーション撮影

【アイテム使用のために前撮りで工夫したことは?】
もともと前撮り写真をアイテムに使用するつもりで撮影。例えば、ドレスとタキシードの胸元だけが写ったイメージ写真っぽいものをアイテムに使用したいなど、具体的な内容をフォトグラファーに事前に依頼しておいた

【パネル写真】ミュージアムの写真展のような壁面装飾

rinaさん
rinaさん
rinaさん

「写真展のように階段を上がりながら写真を見てもらって、温かい気持ちになった上で結婚式の受付という形にしたかったので、写真をパネルにしました。挙式後も見てもらえるように、みんなの通る待合室にパネルを貼ってもらいました」(rinaさん)

【手配方法】
自分で印刷し、パネル加工した

【装飾のポイント】
会場自体がアットホームでアンティークな家具に囲まれているので、その雰囲気を邪魔しないような飾り方を心掛けた。自宅に飾られている雰囲気をイメージして準備した

【前撮りのシチュエーション】
ハワイでのロケーション撮影

【アイテム使用のために前撮りで工夫したことは?】
なんとなくアイテムに使用することを想定して、フォトグラファーに撮影を依頼。装飾した写真は、顔がメインに写っているものより、自然に笑い合っているものや、手を繋いで歩いていたりするようなイメージカット風のものをセレクトした

【タペストリー】式のテーマを印象付ける大胆な見せ方

A.yuiさん
A.yuiさん

「ウエルカムタペストリーは、会場見学をしたときから、この場所に大きな写真を飾りたいとイメージしていました。“Hand to hand”というテーマを印象付けるため、まさにふたりの手元を撮影した写真に」(A.yuiさん)

【手配方法】
印刷会社に依頼

【装飾のポイント】
披露宴会場のエレベーターの目の前でゲストが到着後、一番に目にする所に装飾

【前撮りのシチュエーション】
森の中でロケーション撮影

【アイテム使用のために前撮りで工夫したことは?】
“Hand to hand”というテーマを立て制作していたので、手元のアップをメインにして撮影してもらった。テキストを入れる予定だったので、余白も意識

From 編集部

写真はあくまで装飾のようにイメージ重視

前撮りを利用したおしゃれアイテムのポイントは、写真の選び方。カメラ目線ではなく、また、ふたりの顔がはっきり見えるものよりも、雰囲気を重視したものを撮影。イメージカット的に使用しているのが印象的でした。また、結婚式のテーマや会場のイメージとの統一感にも配慮。そうすることで、押し付けがましくない洗練されたふたりらしいアイテムが完成!皆さんもぜひ撮影時から意識してみてくださいね。

構成・文/小松ななえ 
※掲載されている情報は2020年7月時点のものです

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