家族で楽しめるアイデア満載!「少人数婚」のおすすめ演出11
家族やごく親しい親族だけで少人数婚を挙げたいけど、ただの食事会にはしたくない。みんなで楽しめて、盛り上がれる演出って何だろう……と考えている花嫁さんへ。実際にやってみて、家族や親族に喜ばれた先輩花嫁の素敵な演出実例をご紹介!ぜひ参考にして。
少人数ならではの「お出迎え」演出
思い出がよみがえる家族写真パネルでお出迎え
幼少期からの思い出写真とふたりが出会ってからの写真をたくさん現像し、ナチュラルなパネルに貼り、生花や緑を添えたウエルカム装飾を手作り。ふたりから両家家族へ、愛と感謝が伝わるサプライズに。
やってみてどうだった?
両家家族みんなが「懐かしいね」とじっくり見てくれ、昔を思い出して話が弾んだと聞き嬉しかったです。幸せいっぱいのふたりの写真も飾り、この日を迎えた喜びを両家みんなでシェアできてよかったです。前日の飾り付けも楽しくて、忘れられない思い出に。(@zinse_tekitoさん)
少人数ならではのポイントはココ!
大人数だと苦労しそうなゲスト全員分の写真集め。ゲスト全員分の写真を余裕をもって集められるのは少人数&身内ならでは。挙式後は飾った写真をアルバムにして両家父母にプレゼントしても◎。
ゲスト全員の写真入りプロフィールブック
外国風の新聞をイメージしたおしゃれなプロフィールブックを手作り。新郎新婦の簡単な紹介、当日のメニュー表のほか、両家家族全員との思い出写真をたっぷり入れたのがこだわり。
やってみてどうだった?
自分たちのことを知ってもらうプロフィールをたくさん書くつもりでしたが、家族だけの式に変更したので、両家それぞれ家族との写真を大きくたくさん入れることに。「この写真懐かしい」「あんな写真どこにあったの」など、みんながじっくり見て思い出に浸ってくれよかったです。おしゃれなデザインも好評で、大切に持ち帰ってくれました。(@eri0304kさん)
少人数ならではのポイントはココ!
ゲストが多いと全員の写真を入れるのは難しいが、家族だけなら、思い出の写真を大きくたくさん入れられる。フレームに入れて飾れば素敵なインテリアになるので、結婚式後、一手間かけて親に贈っても喜ばれそう。
少人数ならではの「盛り上げ」演出
全員に赤いストローを配り明るく元気に乾杯
乾杯直前に新郎新婦がゲスト卓を回り、赤い包装袋入りのストローを配布。ゲストが袋を開けると中から真っ赤なストローが出てきて、ドリンクに差すだけで明るく華やかな気分に。「たくさんいいことがありますように」という願いを込め、全員で乾杯し盛り上がった。
やってみてどうだった?
ずっとやりたかった演出。一人一人に配ることで、嬉しそうな家族の反応を近くで見ることができ嬉しかったです。乾杯酒に赤色が映え、写真も素敵に撮れました。(@zinse_tekitoさん)
少人数ならではのポイントはココ!
乾杯前のタイミングで、新郎新婦がゲスト一人ずつにストローを配るアイデアが新鮮。大人数の結婚式だと時間がかかってしまうが、少人数ならゲストを待たせず楽しめる。
生い立ちスライドのエピソードをゲストにお願い
新郎新婦それぞれの生い立ちとふたりが出会ってからの思い出を、パワーポイントのスライドに写真を載せる形で紹介。各ページで新郎新婦自らが当時の思い出を語り、その時を知るゲストを指名し、エピソードを語ってもらった。自分側のゲストには昔を懐かしんでもらい、相手側のゲストには結婚相手の人柄や家族親族の雰囲気を伝えられ、両家がさらに仲良くなるきっかけに。
やってみてどうだった?
ゲストからの話が、自分たちが全く覚えていない意外な話だったり、面白おかしい話だったりして、ゲストを楽しませるつもりが、新郎新婦が一番楽しんでしまいました。ゲストからも、「昔を思い出しておかしくて涙が出た」「たくさんの温かいエピソードを聞いてとても幸せになった」という言葉をいただきました。(yuki_wd_2020さん)
少人数ならではのポイントはココ!
新郎新婦が中座中に流されることの多い生い立ちムービー。せっかくなら新郎新婦も一緒に見て、思い出話を自ら語り、ゲストにも語ってもらいながら自分たちのペースでページをめくり進めていくのも◎。家族親族のみだから、本音のぶっちゃけ話も恥ずかしくないし、盛り上がり倍増も間違いなし。ゲスト全員が同じ卓に座って、全員の表情を見られるのもいい。
新郎新婦が明るく楽しくゲスト一人ずつを紹介
披露宴の前半で、新郎新婦がマイクを手に自由に動き回り、自分側の親族を一人ずつ笑顔で紹介。ゲストの名前と関係性のほか、人柄やエピソードを交えても盛り上がる。
やってみてどうだった?
親族代表としてお互いの父に紹介を頼むことも検討しましたが、ふたりが自分の言葉で伝えることで心が伝わるし、ゆったりアットホームな雰囲気になったと思います。「相手の親族一人一人の顔と名前が一致してよかった」「それぞれの人柄が出ておもしろかった」とみんながリラックスして楽しんでくれ、会話も弾みました。(@kinakomiho0723さん)
少人数ならではのポイントはココ!
挙式前に控室でさらっと行われることも多い親族紹介。少人数なら、演出代わりに披露宴の中でゆっくり時間をとって取り入れるのも◎。披露宴の開始直後に行えば、親族同士の交流が深まるきっかけに。
中身にドキドキ!全員でロシアンルーレット
プチシューを使ってスリル満点のロシアンルーレットを。ゲスト全員分のプチシューを作ってもらい、17個中3個を当たりに。新郎新婦がぐるりとゲスト席を回り、お皿から1人1個ずつ選んでもらい、一斉に食べてもらった。当たりだったゲストにはプレゼントを。
やってみてどうだった?
「えー!わさびー!?」とか「怖いなー」とか、配っているときからすごく楽しい雰囲気に。私たちも誰に当たるかわからず、ゲストと一緒にわくわくどきどき。子どもゲストもいたので、実は当たりは「中身なし」。食べた瞬間、「何も入ってないー!」の声に会場が沸き、両家が一つになって盛り上がりました。(@eri0304kさん)
少人数ならではのポイントはココ!
少人数の結婚式なら、新郎新婦がゲスト一人一人に直接配れるし、ゲスト一人残らず当事者として楽しんでもらえる。
オンラインも親族限定で気兼ねなくリアルと両立
挙式から披露宴まで、参加できなくなった遠方の親族とZoomを繋ぎっぱなしに。披露宴ではZoom席も用意し、新郎新婦や家族もそこに座ってオンラインでの会話を満喫。中座時には控室にもカメラを持ち込み、Zoomで繋がっている人限定でお色直しの裏側を見せ、楽しんでもらった。
やってみてどうだった?
海外に住んでいる大勢の親族から、「晴れ姿を見られてよかった」、「久しぶりに話ができた」と喜ばれました。日本在住で来られなくなったゲストからも「その場にいってお祝いしている気分になれた」と言ってもらえ、嬉しかったです。(ミッフィーちゃんさん)
少人数ならではのポイントはココ!
友人や仕事関係者など大勢と繋がるのではなく、オンライン結婚式の参加者を少人数の親族のみに絞れば気兼ねなく楽しめてアットホーム感もアップ。ずっと繋ぎっぱなし、出入り自由にするとゲストの負担にならず◎。
少人数ならではの「おもてなし」演出
ふたりがシェフになって料理を仕上げ、親にサーブ
お色直し退場後、「今日はスペシャルシェフをお呼びしています。キッチンをご覧ください」という司会者の声でカーテンオープン。シェフ姿のふたりがかっこいいポーズで現れると、ゲストから歓声が。新郎が炎の上がるフランベを披露し、ふたり仲良くメインの肉料理をお皿に盛り付け、ソースを掛けて、両家父母の席まで運び、食べてもらった。
やってみてどうだった?
祖母がすぐ目の前まで来て写真を撮ってくれたり、「わー!!まさかのふたりがシェフ!?」と声が上がったり、想像以上に盛り上がって嬉しかったです。お気に入りのオープンキッチンにシェフの格好をして立てたこともいい記念になりました。(@eri0304kさん)
少人数ならではのポイントはココ!
新郎新婦がシェフになり、仕上げた料理を父母に食べてもらうという、アットホーム感が少人数婚にぴったり。料理の紹介も兼ねることができ、他のゲストも食べるのが楽しみに。親族だけの少人数だと、遠慮せずキッチンにいる新郎新婦に近寄って写真撮影ができるのも嬉しいポイント。
トッピング選びにときめくラーメンビュッフェ
披露宴後半、ガーデンでの歓談&記念撮影タイムにゆでたてのラーメンビュッフェを。具材もバリエーション豊富で、スタッフがゲストの希望を聞いてからトッピングしてくれ、楽しくおいしいおもてなしに。
やってみてどうだった?
「家族だけの結婚式だから盛り上がりには欠けるかな」と心配していましたが、「おいしくてお腹いっぱいだったけど食べちゃった」「いろんな具材を選べて楽しかった」など、大好評。やってよかったです。(@eri0304kさん)
少人数ならではのポイントはココ!
「ラーメン好きの人が多い」など、ゲストの好みに合わせて個性的なビュッフェを考えよう。トッピングする野菜や肉、薬味などの具材もゲストの顔触れや地域性を考え、「〇〇を加えてほしい」など会場にリクエストしてみるのもよさそう。
喜ばれる引出物を家族単位で選び、心を込めて手渡し
姉夫婦用、父母用、家族単位で喜んでもらえるギフトを選び、各卓を回りながら直接渡していく演出を。家族のことを考え、贈り分けていることがわかり、引出物の特別感アップ。感謝の言葉もしっかり伝えられ、渡した直後、いい表情の写真が撮れた。
やってみてどうだった?
3年前に家族だけで結婚式をした妹もこの方法で引出物を渡していて、とても感動したのでまねしました。みんなとても喜んでくれたし、プレゼント選びを通して、大切な家族との時間を振り返り、お世話になったことへの感謝を込めることができよかったです。(あゆみさん)
少人数ならではのポイントはココ!
ゲスト一人一人丁寧に、「何をプレゼントすれば喜んでくれるだろう?」と考える時間が大切。全員身内なので、きょうだいに頼んでさりげなく親や祖母の希望を探ってもらうなど、事前リサーチも効果的。「〇〇なので〇〇を贈ります」など、なぜそのプレゼントを贈るのか、コメントを添えて贈っても盛り上がりそう。
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From 編集部
わくっドキッの演出ちょい足しで、少人数婚を盛り上げよう!
先輩花嫁の実例、いかがでしたか?心から感謝を伝えたい親や家族、親族と近い距離でリラックスして過ごせるのが少人数婚の魅力。そこにさらに「少人数ならでは」の演出を取り入れれば、楽しく盛り上がること請け合い。ふたりらしくアレンジしてみて。
取材・文/笠原恭子 構成/紺矢里菜(編集部)
※掲載されている情報は2021年4月時点のものです
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