倹約カップル★マイとタクヤの結婚準備Vol.4~お金の使い方にメリハリを出す!~
結婚式をするにはやっぱりお金が必要。それならお金を賢く使うすべを身に付けることが大事。マイとタクヤは、結婚式のお金について日々勉強中のカップル。ふたりと一緒に、結婚式の準備を通してお金の使い方を学ぼう!
コツコツ貯蓄に励んだふたりは、念願の前撮りを実現。ゼク神様の倹約アドバイスで、これなら予算内に収まるかも!?
<登場人物>
北木マイ(28歳)
短大卒業後に幼稚園教諭として勤めて8年。子どもに人気のマイ先生だが、おっちょこちょいな面も。土日は休日で、水曜日も午前保育のため午後は休み。仕事柄、手作りが得意。実家暮らしだが、婚約後はタクヤのマンションとを行ったり来たりしている。最近の趣味はアイテム作りと貯蓄。
大迫タクヤ(30歳)
自動車販売会社の営業職。押しが弱くて営業成績は伸び悩んでいたが、マイの支えもあり、最近ファミリー向けの営業に磨きがかかってきた。現在、3カ月連続でインセンティブGET中!休みは隔週火曜日と毎週水曜日。趣味は車の手入れとドライブ。
ゼク神様
ゼクシィアプリに宿る女神様。結婚の全てを知る存在で、所構わずゼクシィアプリの画面から突然登場し、結婚式に向けて頑張るカップルに知恵を授けてくれる。
ゲストが確定すると、結婚式準備が忙しくなる!
式まで2カ月、念願の前撮り敢行!ゲストアイテムも制作開始
結婚式の準備は、招待状の返事が戻ってくる頃からが本番!ゲスト人数分のアイテム作りや席次決め、受付や余興の依頼など、やることが目白押し。
前撮りの写真をウエルカムボードなどに使いたいなら、式の2カ月前が撮影のデッドライン。写真データを受け取った後に、アイテムに加工する時間を確保しておこう。
ちなみに、前撮り(別撮り)をした先輩花嫁は62.2%。
前撮り(別撮り)を検討した時期は、平均で式の4.5カ月前。決定したのは式の3.7カ月前で、実際に撮影した時期は式の2.5カ月前が平均値となっている。
撮影の平均額は、16万7000円(スタジオ撮影の場合)。撮影には撮影料のほかに、衣裳やヘアメイク、写真データ料やアルバム代などが含まれている。費用を抑えるなら、データだけを受け取って、アルバムを自作するのもアリ。
スタジオ撮影で新婦が着た衣裳は、
・色打ち掛け・・・58.6%
・ウエディングドレス・・・49.3%
・カラードレス・・・36.3%
・白無垢・・・34.0%
と、和装が人気の傾向。
最近は、撮影現場に家族や友人を呼んで一緒に楽しめるプランもあるので、どんな撮影がしたいか、事前にフォトグラファーに相談してみよう。
アルバム、自作しました!
フォトアルバムは注文せずに写真データだけをもらいました。式後に、前撮り、結婚式、後撮りの写真を全部一冊にまとめたアルバムを作りました。(せーなさん)
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2カ月前の打ち合わせは、式費用の大枠が決まる準備の山場!
予算に収まることが分かって、ふたりは料理をランクアップ!
結婚式約2カ月前の打ち合わせは、挙式、料理、装花、テーブルセッティング、演出など会場に頼む内容を確定する場。この時点の見積額が結婚式費用の目安となる。手作りするものや外部で手配するものは、この打ち合わせの前までに決めておこう。
式の費用が見えてきたら、全体の予算の状況を把握できる。少し余裕があるなら、ゲストの満足度に影響する部分にお金を使うのが賢い方法。手作り品一辺倒ではなく、アイテムによっては既製品を選ぶことで、きちんと感を演出できる。
ゲストの宿泊や着付けなど式場経由で手配することは、リストにしてプランナーと共有を。
装花、抑えました!
装花はできるだけ費用を抑えつつも質素になりすぎないようにしたい…と担当者に相談。カスミソウに色を付けてもらい、カラフルなカスミソウでボリュームを出してもらいました。(まゆさん)
装飾は決めた予算の中で、どのようなものができるかフローリストさんに聞きました。生花で派手にしなくても、小物などで飾り付けすることもできるため、安く抑えることもできると教えてもらいました。(たかこさん)
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式の費用が決まれば、この後使える金額も見えてくる!
席次表、ムービー、ギフトetc.ここぞと思うものには賢くお金を使う
親ギフトの贈呈を行ったのは、91.8%で、平均額は3万4000円。贈ったアイテムは以下の通り。
【親ギフトの人気ランキング】(複数回答)
1位…花束(65.6%)
2位…手紙(23.2%)
3位…時計(12.5%)
4位…写真、ぬいぐるみ(各10.6%)
「感謝を伝えられる品であること」(48.5%)、「実用的であること」(31.9%)などが、親ギフトを選ぶときのポイント。手配先は、会場の提携業者(61.9%)か外部業者(33.1%)が多く、手作りした人は14.9%と少なめ。実家に飾るなど長く愛用してもらうことを考えて、既製品を選ぶ人が多い。
引出物の平均額は5400円で、ボリュームゾーンは3000~4000円。会場か提携業者からの購入が86.2%で、外部業者からの購入は少数派。引出物を直接ゲスト宅に配送してくれるサービスなら、持ち込み料や引出物用の紙袋がいらないので、費用を抑えることができる。
引出物、直送しました!
引出物は送料込みでゲスト宅に直送してくれる「引き宅」を利用。持ち込み料を払わずに、贈りたいアイテムを選ぶことができました。ゲストは重いものを持って帰る必要がないし、費用も抑えることができ、ゲストの評判もよかったので満足です。(みきさん)
引出物はゲストの家に宅配便で直接届くものを選びました。会場で頼むよりもオンラインショップで頼む方がリーズナブルでした。カタログ式ギフトなども、通常価格から割引されているものもあるので、お得だと思います。(#maさん)
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指輪にドレスも調って、結婚式の準備は最終盤へ突入!
式1カ月前、マイの誕生日にふたりは婚姻届を提出することに・・・・・・
ヘアメイクリハーサルは、別料金のことが多いけれど、当日の仕上がりを確認するためにもできる限りやっておきたい準備。ヘアメイクリハーサルと前撮りを同じ日にして、節約する方法も。
婚姻届の提出は、結婚式当日以外の日にする人も多い。例えば、クリスマスなど絶対に忘れない日や、どちらかの誕生日、ふたりだけの記念日など。必ずこの日にしたい!という場合は、不備があると受理日がずれてしまうため、不備がないか事前に役所の窓口で確認してもらうのが◎。
ヘアメイク、工夫しました!
衣裳は同じでもヘアスタイルを、挙式ではアップスタイル、披露宴ではダウンスタイルに変えるだけで、雰囲気をガラッと変えられました。お色直しのブーケはクラッチタイプにすることで、費用を抑えておしゃれにできました。(びすこさん)
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From 編集部
お金の使い方にメリハリをつけて、ゲストの満足度を上げる工夫を
予算に限りがあるなら、お金の使い方にメリハリを出すことが大事。結婚式はゲストに感謝の気持ちを表す場。何もかも安く済ませるのではなく、ピンポイントでお金を使って、ゲストの満足度を上げる工夫をしよう。
構成・文/稲垣幸子 イラスト/タテノカズヒロ
※掲載されている情報は2020年7月時点のものです
※記事内のデータおよびコメントは2020年5月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー110人が回答したアンケートによるものです
データ出典:「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」
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