あのときこうしておけば!?「会場見学&ブライダルフェア」後悔証言集
会場見学やブライダルフェアで「ここを見るのを忘れていた!」「ちゃんと聞いておけばよかった~!」という失敗って意外とあるようです。理想の会場と巡り合うために、先輩花嫁たちの後悔談を“転ばぬ先のつえ”として、しっかり準備して臨んでください。
<後悔タイミング1>
会場見学に行く前に
見学する会場を探す段階で「ここを調べておけば……」
【十分にリサーチせずに回るとこんなことが!】
素敵な会場は山ほどあるので、次々に目移りしがち。もちろん行ってみないと分からないことはあるけれど、ある程度絞り込んで回らないとなかなか決められないという事態に。また、逆に見学へ行く前にイメージを固定しすぎると、本当にふたりに合った会場に巡り合えない恐れもあり。
後悔、先に立たず!
カタログを見て、雰囲気や費用に惹かれて見学へ。ところが実際には館内の階段移動が多く、チャペルも写真よりかなり暗め。口コミもチェックしておけばよかったと思いました。(さくらさん)
和婚と決めていたので、それが叶えられそうな会場に限定してしまったけど、チャペルやレストランウエディングなどに目を向けてみてもよかったかなと軽く後悔しています。(きみパンさん)
★思い込みは禁物。あらゆる会場をリサーチして!
結婚式の会場にはさまざまなタイプがあるので、できれば見学へ行く前に軽くリサーチを。例えば「遠方から来るゲストが多いから、会場はホテルしかないよね」という調子で見学先を決めている人はいない? 実は宿泊施設を備えていない会場でも、複数のホテルと提携しているケースは多いもの。固定観念を持たず、気になる会場があれば足を運んで。
★写真だけでなく、口コミもぜひ参考に
素敵な会場写真に惹かれて見学へ行ってみたものの、「イメージとちょっと違う?」というのはよくある話。もちろん写真も大事な情報ではあるけれど、気になる会場がたくさんあって見学先を絞り込みたい場合には、同じ会場で式を挙げた花嫁の「口コミ」をゼクシィアプリでチェックしてみるのもいい方法。スタッフの対応やどんな式や演出が叶えられるのかなど、気になる点を前もって確認しておこう。
見学スケジュールを組むとき、「こうしておけば……」
【計画を立てておかないとこんなことが!】
ブライダルフェアは1軒参加するのに半日近く要することも。というわけで何の下調べもしないで手当たり次第に回ってしまうと、ふたりにぴったりの会場にたどり着けないまま、時間だけが過ぎることにもなりかねない。一方、会場探しに長い期間を費やすと、初めの方に見た会場のことが思い出せなくなってしまいそう。
後悔、先に立たず!
見学した会場は10軒。半年以上かけて探し続けたので、最初の方に行った会場の記憶が薄れてしまいました。もっときちんとスケジュールを立てて、コンスタントに行くべきでした。(nutsさん)
ドレス試着ができるフェアは大人気。すぐに埋まってしまったので、早めに予約しておけばよかったと後悔しました。(とくまちさん)
ブライダルフェアって思ったよりも時間がかかるもの。1日に2つの会場を回ったときは、さすがにクタクタでした。(寺田依李さん)
★会場見学スケジュールのポイント
1.ブライダルフェアの所要時間は最低2時間ほど。1日に複数詰め込まない。
2.試食や試着など、人気のフェアは早めの申し込みが鉄則。見つけたら即予約を。
3.見学日に挙式の予定が入っていると、チャペルが見られないこともあるので注意。
4.前の会場の記憶が鮮明なうちに比較検討を。見学期間は1~2カ月を目安に。
<後悔タイミング2>
会場見学のときに
ふたりに関わる「ここを確認しておけば……」
【見学時に確認しておかないと後悔することが】
例えば「会場装飾やレイアウトがどこまで自由にできるのか?」「ドレスや手作りアイテムなどを持ち込むことはできるのか?」など、見学時にきちんと確認しておかないと後悔のもと。いったん契約が成立すると、変更やイレギュラー対応が難しいケースが多いので気を付けて。
後悔、先に立たず!
持ち込み料が何にいくらかかるか聞いておくべきでした。外部のフォトグラファーに撮影を頼む予定でしたが、想像以上に持ち込み料がかかることが後で分かって焦りました。(YUKAさん)
できない演出があるかどうか確認しておけばよかった。人前式で「ブーケ・ブートニアの儀式」をしたかったのですが、まさかのNG! 挙式ではなく披露宴の演出として取り入れました。(伊藤愛美さん)
★できることだけでなく、できないことも聞いておこう
演出や持ち込みなど、何ができるのかを確認することも大事だけど、「できないこと」や「オプションで費用が発生すること」なども会場見学の際に確認を。例えば余興でバンド演奏を計画しているのに、会場によっては「大きな音が出る楽器はNG」というケースも。やりたいことを確実に叶えるためにも、具体的に聞いておくと安心。
【BGMを決めるときに知っておいてほしいこと】
●会場によって、音源の持ち込みができない場合や取り扱える音源に制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
●曲を購入する前に、会場での使用が可能かを事前に確認しましょう。
●会場によって、音源の再生タイミングの指定など、オペレーションの制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
ゲスト全員に関わる「ここを確認しておけば……」
【確認を忘れるとこんなことが_その1】
きちんとおもてなしをしたい気持ちはあるけれど、式当日のふたりは忙しくて、なかなか一人一人にまで目が行き届かないのが実情。例えばチャペルから披露宴会場が離れていると館内で迷ってしまったり、広い会場内で更衣室やトイレ、喫煙スペースなどを探して右往左往する人の姿も……。
後悔、先に立たず!
ガーデン挙式を決めたまではよかったのですが、見学時、どこを歩いて祭壇まで行くのかなど肝心の動線を確認し忘れていて、式当日はエスコートする父が大変そうでした。(あす香さん)
映像上映用のスクリーンが、どの席からもちゃんと見えるどうか確認しておけばよかった。後で新婦側の親の席からは見えづらかったと聞き、後悔しました。(林檎飴さん)
配慮が必要なゲストに関わる「ここを確認しておけば……」
【確認を忘れるとこんなことが_その2】
お招きするゲストの中には、高齢者や体が不自由な人、妊婦さん、小さな子ども連れなどさまざまな顔触れが。例えばエレベーターの場所が分かりづらく、うっかり案内を忘れてしまうと、杖を突いたゲストやおなかが大きな妊婦さんが階段を上り下りするはめに。また心を込めて用意した料理も、きちんと確認しておかなかったばかりに、アレルギーなどで食べられない人が出てくる恐れもあるので気を付けて。
後悔、先に立たず!
赤ちゃん連れのゲストのために、授乳スペースの有無を確認しておけばよかったと反省。専用の部屋がなかったので、ブライズルームを使ってもらいました。(asaさん)
★すべてのゲストのために確認しておきたいこと
ゲストのために確認しておくことはいろいろ。例えばチャペルなら全員が着席して参列できる広さがあるかどうか、披露宴会場ならどの席からも新郎新婦の姿がちゃんと見えるかどうかを見学時に確認しておくことが必要。全員が使うウエイティングルームの広さや、更衣室・ロッカーの有無や場所も要確認。その他料理の味やボリューム、ドリンクの品ぞろえなどもしっかりチェックして。
★配慮が必要なゲストのために確認しておきたいこと
特別な配慮が必要なゲストを招待する場合は、主に設備面をチェックしておくことが大事。例えば高齢者や体の不自由な人がいるなら、バリアフリー設備や車椅子の貸し出しなどについて確認しておきたい。赤ちゃんや小さな子ども連れの人には、授乳室やキッズコーナー、ハイチェアなどの確認を。可能なら料理もアレルギーや好き嫌いに対応してもらえるかどうか、確かめておこう。
From 編集部
後悔談から学ぶこと多し! ぜひ参考に
先輩花嫁たちの後悔談、いかがでしたか? 「気付かないままだと私も同じ失敗をしてしまいそう」と思った人も少なくないのでは? 皆さんも失敗エピソードから学ぶことはきっとたくさんあるはず。後悔しないよう、しっかりチェックして見学に臨んでくださいね。
構成・文/南 慈子 イラスト/Sachicafe
※掲載されている情報は2019年12月時点のものです
※記事内のコメントは2019年11月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー71人が回答したアンケートによるものです
「ブライダルフェア予約のマナー」
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