【男性必見!】全部知ってる?婚約指輪を買う前に知っておくべきキホン7

「婚約指輪ってどう選べばいいの?」「サプライズしたいけど、彼女の好みやサイズが分からない……」など、婚約指輪選びには悩ましいことがいっぱい。今回は男性から寄せられる婚約指輪選びの疑問に、女性のホンネを紹介しながらお答えします。アクセサリーやジュエリーに詳しくないあなたも、この記事を読めばきっと素敵な指輪が選べるはず。
「婚約指輪ってどう選べばいいの?」「サプライズしたいけど、彼女の好みやサイズが分からない……」など、婚約指輪選びには悩ましいことがいっぱい。今回は男性から寄せられる婚約指輪選びの疑問に、女性のホンネを紹介しながらお答えします。アクセサリーやジュエリーに詳しくないあなたも、この記事を読めばきっと素敵な指輪が選べるはず。
婚約指輪の平均価格ってどれくらいか気になりますよね?ネットなどで見かける婚約指輪の価格も幅が広くて迷います。みんながどれくらいの指輪を選んでいるのか、年齢や収入によって違うのか、まずは相場感を知っておきましょう。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」によると、約半数の人が20万~40万円未満の間で選んでいて、購入平均額は39万円となっています。昔は「婚約指輪は給料3カ月分」といわれていましたが、近年は給料1カ月分くらいが主流のようです。ただ、地域やふたりの年代、男性の年収などでも相場は異なるので、平均や相場はあくまで参考としつつ、無理のない範囲で彼女に似合うものを選ぶことが大切です。
同じような指輪に見えるのに価格差があったり、婚約指輪の価格は何で決まるのか知りたいですよね?高価=良いものなのか、コスパも品質も良い指輪もあるのか、価格と品質のバランスを見極めるポイントをチェックしてみましょう!
基本的にダイヤモンドの大きさや品質、地金の種類や量、デザインで価格が決まります。メレダイヤなど細かな装飾が施されている指輪は高価となり、また同じデザインでもブライダルリングではゴールドよりプラチナの方が高めと、地金の種類や量によっても価格は異なります。
また、ダイヤモンドの品質(4C)が高いものも価格が高めになる傾向が。「4C」とは、ダイヤモンドの質の評価を表す4つの基準を指します。
項目 | 概要 |
---|---|
Carat (カラット) |
ダイヤの重さを表す。単位が大きいほど価格も上がる。 |
Color (カラー) |
ダイヤの色を表す。無色に近いほど価格も上がる。 |
Clarity (クラリティ) |
ダイヤの透明度を表す。内部の傷や不純物が少ないほど価格も上がる。 |
Cut (カット) |
ダイヤの研磨(形状)を表す。カットが良いと輝きが増し価格も上がる。 |
4Cのクオリティーが良いほどダイヤの品質も高いとされ、一般的に価格も高価になります。
さらに、ブランドによっても価格が違うので、価格、デザイン、ダイヤの品質、ブランド、全体のバランスを考えて気に入った指輪を選びましょう。
プロポーズの時にサプライズで渡したいけど、彼女の好みに合わなかったらどうしよう……。一緒に選ぶ方が失敗しないけど、驚かせたいし……。実際にどちらがいいのか悩みますよね?実際にどちらが嬉しいのか、女性のホンネを聞いてみました。
サプライズを喜ぶ人もいれば、一緒に選びたい人もいます。実際にサプライズをされた女性からは「自分のことを思って選んでくれたことが嬉しかった」という声が多く、逆に一緒に選びに行ったという女性からも「こだわりがある自分のことを理解してくれていて嬉しかった」という声があり、どちらにしても「彼が一生懸命考えてくれたこと」が嬉しいという結果だったので、まずは彼女がどちら派なのか、普段の会話や彼女の性格を思い出してみましょう。
もしどちらにも決められないという場合は、プロポーズは仮の指輪で行い、後で一緒に正式な婚約指輪を選びに行くという方法もあります。
サプライズ?一緒に選びに行く?どちらが嬉しい?
サプライズプロポーズだったのですが、「指輪はこだわりがあると思うから一緒に選ぼうねっ!」と言ってくれました。私のことを理解してくれていることも嬉しかったです。(わこさん)
婚約指輪が欲しいな、箱パカッてしてほしいな。と冗談で伝えておいたら本当にサプライズで指輪を贈ってくれました。指輪を選んだ時のエピソードも聞かせてくれて、深く思ってくれているのを感じて嬉しかった。(雪乃さん)
私の誕生日に食事に行き、誕生日プレゼントとプロポーズ、2つのサプライズがありました。憧れていたバラの花束と箱パカッでプロポーズをしてくれたことと、私が喜びそうな指輪選びとプロポーズのプランを一生懸命考えてくれたことがすごく嬉しかった。(みっこさん)
同棲を始めた最初の休日に「指輪を見に行こう」と言われて、結婚を考えてくれているのが分かって嬉しかったです。(ゆいさん)
彼が選んだダイヤモンドをプロポーズリングにはめて贈ってくれました。ダイヤモンドを一つ一つ厳選したと聞いて嬉しかったです。正式な婚約指輪は後日ふたりで選びに行きました。こだわりが強い私のことを考慮してくれたのも嬉しいポイントでした。(諒子さん)
指輪をサプライズで贈りたいけど、サイズが分からない!という声もよく聞きます。直接聞くとサプライズにならないし、サイズを間違えるのも嫌ですよね。では、どうしたらさりげなく彼女の指のサイズを知ることができるのか、いくつかの方法をご紹介します。
先輩花嫁に「彼に指輪のサイズをどう尋ねられたか」聞いたところ、直接聞かれたという回答の他に、彼女が持っている指輪をこっそり借りて測る、寝ている間にこっそり測る、デート中に他のアクセサリーの試着を促して指輪サイズをチェックする、など様々な方法を駆使しているようです。
もし、どの方法も難しければ、後でサイズ直しができるデザインの婚約指輪を選んだり、プロポーズリングにするという手もあるので、ショップの方にサイズが分からないということを相談してみてください。
右手薬指にペアリングをしていたので、そのペアリングのサイズを確認されました。あと、突然薬指をやたら触られました(笑)。(日菜さん)
プロポーズリングという、プロポーズ用の簡易的なリングをもらいました。ダイヤだけ先に購入して後から気に入ったデザインを選べるというタイプのものだったので、後日彼と一緒に好きなデザインを選びに行きました。(美穂さん)
私が寝ている間にそっとサイズ感を確認していました。残念ながらサイズが2ランクくらい大きかったけど(笑)。(miyaさん)
サイズが分からなかったので、プロポーズ用に一番大きいサイズのリングを用意してもらっていました。プロポーズの後、一緒にお直しに行きました。(もりもりさん)
プラチナ、ゴールド……?言葉では聞いたことがあるけど、婚約指輪にどれを選べばいいのか分からない人も多いのでは?素材によって見た目や価格、耐久性も違うので、素材の特徴や、彼女の好み、ライフスタイルなどに合わせた選び方をチェックしてみましょう。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」より。約9割のカップルがプラチナの婚約指輪を選んでいる。
婚約指輪の素材には大きく分けて、プラチナとゴールド系があります。一番人気は、変色しにくく希少性も高いプラチナで、清楚で上品な印象が好まれ、ブライダルでは多く選ばれています。次に人気のゴールド系は華やかな雰囲気が好きな人や、普段ゴールド系のアクセサリーを着けている方におすすめの素材です。彼女の好みや普段のファッション、肌の色に合うものを選ぶと良いでしょう。
ちなみに、色白・青みがかった肌の人にはプラチナやホワイトゴールド、健康的な肌や黄みが強い肌の人にはイエローやピンクなどのゴールド系が肌になじむといわれています。金属アレルギーが気になる場合はプラチナや、アレルギー対応の素材を選ぶという選択肢も。
シンプルなものからゴージャスなものまで、婚約指輪にはさまざまなデザインがあります。そこから一つを選ぶのはとても難しいと思うので、まずは代表的なデザインの特徴を知っておきましょう!
婚約指輪のデザインには、一粒のダイヤモンドを爪で留めたシンプルなデザインが特徴の「ソリティア」、一粒ダイヤの横に小さなダイヤ(メレダイヤ)を添えた「メレ」、リングのアーム部分に小さなダイヤを敷き詰めた「パヴェ」、アームの全周(または半周)に同じサイズのダイヤを並べた「エタニティ」、大きく分けて4種類のデザインがあります。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」より。約半数が「ソリティア」を購入。
その中でも一番人気なのは、一粒ダイヤの「ソリティア」。婚約指輪の王道で、どんなシーンでも使いやすいシンプルなデザインが、長く身に着けられると人気です。ソリティアよりもう少し華やかさも欲しい人には、上品な輝きの「メレ」も人気。
アーム全体に小さなダイヤを敷き詰めた「パヴェ」は華やかでリッチな印象になりますが、ダイヤがたくさん使われるので、価格はやや高めです。360度どこから見てもダイヤの美しさが際立つ「エタニティ」は、センターダイヤがないので身に着けやすく普段使いもしやすいのですが、全周にダイヤが付いたフルエタニティはサイズ直しができないのでご注意を。
「この指輪、気に入ってくれるかな?」と不安になるけど、直接聞くとサプライズ感がなくなってしまう……。どうすれば彼女が好きな指輪を選べるのか、さりげなくリサーチする方法をチェックしましょう!
実際に婚約指輪をもらった先輩花嫁のアンケートでは、普段の会話やファッションから好みを探るケースが多いようでした。彼女もさりげなく普段の会話で好みを伝えていることもあるようです。また、直接好みの指輪を聞く、ジュエリーショップに一緒に行くなど、直接彼女に確認しているケースも意外と多いようなので、自然に探るのが難しければ、思い切って好みのデザインを本人に聞いてしまう方が失敗はないかもしれません。
彼はどうやって好みを調査していた?
プロポーズの4カ月前くらいに、それとなく指輪を見たいとショップに連れて行かれて、いろいろ好みを伝えました。(みきぽんさん)
私が好きなキャラクターデザインの指輪をネットで探したようです。(さくらさん)
ティファニーの指輪への憧れを以前から彼に伝えていました。また、普段使いできるよう、シンプルなデザインが良い!というのも伝えていて、それらをちゃんと覚えてくれていたようです。普段は忘れっぽいところがあるのですが、そういう大事なことはちゃんと覚えててくれるのが嬉しかった。(AYAKAさん)
特に好きな指輪などは伝えてなかったのですが、宝石がギラギラしていない方が好きだと着けているものから感じ取っていたらしい。(かほさん)
特に好みを聞かれたりなどはしていなかったのですが、誕生日に初めてくれたアクセサリーと同じブランドのブライダルラインの指輪を選んでくれました。指輪に「ありのままの美しさ」という意味もあり、私になぞらえて選んでくれたようです。
プロポーズリングだったので、デザインも指輪も変更できるとのことだったのですが、アクセサリーやブランドに疎い彼が、一生懸命意味も込めて選んでくれたので、プロポーズしてくれた指輪のままにしました!(舞さん)
婚約指輪選びは悩むポイントが多いですが、あなたが一生懸命考え選んでくれた指輪を彼女も喜んでくれるはず。悩んだらジュエリーショップの店員さんに何でも相談してみてください。彼女の喜ぶ顔を想像しながら選べば、きっと素敵な指輪が見つかるでしょう。
取材・文/富谷留美子 イラスト/林田秀一 構成/金子朱里(編集部)
※記事内のコメントは2025年1月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー89人が回答したアンケートによるものです
※記事内のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推定値)」によるものです
※掲載されている情報は2025年3月時点のものです