婚約指輪に装飾された
ダイヤモンドは
外れる
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婚約指輪(エンゲージリング)にさんぜんと輝くダイヤモンド。実はこのダイヤモンド、扱い方次第では外れてしまうことも! この記事では、なぜダイヤモンドが外れてしまうのか、外れないようにするためにはどうしたらいいかをご紹介。
ダイヤモンドが外れる原因は?
婚約指輪に装飾されたダイヤモンドはリングから外れることがある。 その原因は「リングの変形による石落ち」と「石を留める爪のゆるみや折れ」 の2つと考えられる。
リングの変形による石落ち
日常生活で肌身離さず身に着けている場合、どうしても指輪に負担がかかり、変形してしまうことがある。 指輪が変形すると、ダイヤモンドは外れやすくなってしまう 。
石を留める爪のゆるみや折れ
身に着けているときに 衣服などに引っ掛かることにより、ダイヤモンドを留める爪がゆるんだり、折れたりすることもある。これもダイヤモンドが外れる原因 となる。
ダイヤモンドが外れにくい素材や作り
ダイヤモンドの外れを防ぐためには、指輪を選ぶ際にも気を付けたいことがある。その一つは 指輪の素材 。
金属の純度が高いと柔らかく、変形してしまう恐れがある。純度99%プラチナのPt999や、純度100%ゴールドのK24は変形しやすいといえる。ダイヤモンドの外れにくさを考えると、 Pt950(純度95%プラチナ)、Pt900(純度90%プラチナ)、K18(純度85%ゴールド)など、変形しにくい純度の素材がお勧め 。
また、 リングの枠が耐久性のある作りであることも大切 。薄過ぎたり、きゃしゃ過ぎたりするものは変形しやすく、石が外れる原因となる。
こまめにチェックして外れる前にメンテナンスを
ダイヤモンドはリングから外れても修理をすることができる のでご安心を。外れてしまったら、リングとダイヤモンドを持って購入ショップへ。また、 外れていなくても、ダイヤモンドがぐらついていたり、枠が変形していたりしたら、ショップに婚約指輪を持ち込んでメンテナンスを してもらうといい。
指輪の扱いには注意して
ダイヤモンドが外れないようにするには、日々の取り扱いにも注意を。 出掛ける際には、準備の最後に指輪を着けるなど、指輪を大切に扱う習慣を身に付けて 。
また、指輪の扱いに注意していても、スーツケースの持ち手など 硬いものを強く握り締めたり、重いものを持ったりすると、リングが変形することも あるので、硬いものや重いものを持つ際には、指輪を外すなどした方がいい。
大切な婚約指輪だからいつまでも美しく身に着けたいもの。「ダイヤモンドが外れちゃった!」という事態に陥らないように、丁寧に指輪を扱うようにしたい。
婚約指輪のダイヤモンドは外れる?
- ダイヤモンドが外れる原因は「リングの変形による石落ち」と「石を留める爪のゆるみや折れ」
- 純度の高い金属で作ったリングは変形しやすい
- ダイヤモンドは外れても修理ができる
- 婚約指輪を丁寧に扱うことでダイヤモンドが外れるのを防ごう