譲り受けたリングを
リフォーム
して作る
世界に一つの婚約指輪
祖母や母親から譲り受けた婚約指輪(エンゲージリング)をリフォームして、自分たちの婚約指輪にすることが注目を集めている。この記事では婚約指輪のリフォームについてご紹介。
母から娘へ、婚約指輪を受け継いでいく
婚約指輪はジュエリーショップで購入するのが一般的だが、最近では 祖母や母親から譲り受けた婚約指輪をリフォーム(リメイク)する ケースも増えてきている。
ジュエリー文化が根付いている ヨーロッパでは、母から娘へジュエリーを受け継いでいくのは当たり前 のこと。イギリスのウイリアム王子が母であるダイアナ妃のサファイアの婚約指輪をキャサリン妃に贈ったのは有名な話。
祖母から母へ、母から娘へ。婚約指輪が受け継がれるとしたら、こんな素敵なことはない。ただ、デザインが今どきではなかったり、サイズが合わないということはあるだろう。そんなときにはリフォームがお勧め。
指輪リフォームの基礎知識
リフォームとは新しいデザインに作り替えること。譲り受けた指輪だけではなく、自分が持っている婚約指輪のデザインを変えることもできる。 宝石を生かして、指輪のアームのデザインを変更するのがポピュラー 。
指輪のリフォームはリフォーム専門の工房のほか、フルオーダーを手掛けるジュエリーショップなどで受け付けてくれることもある。
費用はリフォームの方法やデザインなどによって異なるが、10万円前後から可能。リフォームを考えるのなら、まずは指輪を持ってショップに相談に行くのがお勧め。
リフォームの方法は2つ
サンプル枠を使ったリフォーム
宝石のサイズに合わせて、空枠(宝石が入っていないリングのサンプル枠)を選ぶリフォーム 。試着ができ、リフォーム後のイメージがつきやすいのがメリット。元の枠を買い取ってくれるサービスを行っているところも多い。
枠からデザインするオーダーリフォーム
空枠を使わず、枠からデザインするリフォーム 。空枠では対応できないファンシーシェイプダイヤモンド(ラウンドブリリアントカット以外)のリフォームや、オリジナルのデザインで作りたいという人にお勧め。
リフォームする時に気を付けたいこと
もともとの指輪の状態により、希望のデザインが難しい場合や、リフォーム自体ができないこともある。ショップに相談する際には、 希望のデザインや予算などをしっかりと伝え、綿密な打ち合わせをすることが大切 。
祖母や母から娘へとつないでいく婚約指輪。譲ってもいいという指輪があるのなら、婚約指輪のリフォームを検討してみては?
指輪のリフォームの特徴まとめ
- ジュエリーを受け継ぐのはヨーロッパでは当たり前
- リフォームは専門工房やオーダーショップで可能
- リフォームの方法は「空枠から選ぶ」と「オーダー」の2通り
- 希望をしっかり伝えて綿密な打ち合わせをするのがポイント