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わかりやすく解説!【結婚式のご祝儀袋】選び方・書き方・包み方

結婚式に持っていく祝儀。実はその「ご祝儀袋」の書き方やお札の入れ方、包み方にはマナーがあることをご存じですか? ふたりの門出を祝う結婚式では縁起を担ぐことも多いので、きちんとマナーを知っておけば安心。祝福の気持ちも込めて包みましょう。

#01|ご祝儀袋はどう選ぶ?

フォーマルなご祝儀袋は「白」
包む金額に応じてセレクト

ご祝儀袋の種類のイラスト

■ご祝儀袋は包む金額に釣り合うものを選んで

ご祝儀袋を選ぶコツは、##s##包む金額とバランスが取れていること##e##。例えば1万円を包むのにきれいだからという理由だけでゴージャスな袋を選んだり、5万円を印刷された簡易タイプのご祝儀袋に入れるのも、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。

Check! 金額別のご祝儀袋選びの目安

【5万円以上】

豪華にアレンジされた「あわじ結びか輪結び(日の出結び)の水引」や、上質の和紙を使用したもの

【2万~3万円程度】

 金銀や赤白の「結び切り」「あわじ結び」の水引を掛けたスタンダードなもの

【1万円程度】

 欠席する場合などに包む1万円程度の祝儀は、水引や赤の帯紙が印刷されたものでOK


■水引は「あわじ結び」か「輪結び」。ちょう結びの水引はNG!

水引とは、ご祝儀袋にかかっている帯紐のことです。慶事では赤白や金銀のものが用いられます。結婚式の際には、##s##水引が上を向いている「あわじ結び」や「輪結び」(いずれも結び切りをアレンジしたもの)##e##を使いますが、いずれも固く結ばれていてほどくのが難しく、「一度きり」という意味が込められています。さらに結婚式のご祝儀袋には##s##右上に「熨斗(のし)が付いているのが特徴で、熨斗がない袋はお見舞いなどに使うもの##e##なので気を付けましょう。また、##s##ちょう結びの水引は「何度でも結び直せる」という意味があるので、結婚式には使わない##e##のが普通です。

■色柄付きや洋風タイプは友人向き

カラフルでキュートなご祝儀袋も気になりますよね。さまざまな種類やデザインのものがあって目移りしてしまいますが、実はこちらは友人向き。結婚式では白のご祝儀袋がフォーマルで、色柄物はカジュアルとされるので、##s##親しい友人などの結婚式のときに使う##e##ようにしましょう。

#02|表書きの書き方

「寿」の字よりもやや小さめに
フルネームを筆ペンなどで記入

表書きの見本イラスト

■表書きの名目は、「寿」や「御結婚御祝」

式当日に渡すご祝儀袋は、##s##「寿」や「御結婚御祝」と書かれたもの##e##を選びましょう。自分で書くときに気を付けたいのは4文字にしないこと。お祝いの場で「4」という数字は縁起が悪いとされ、気にする人がいるからです。例えば##s##「結婚御祝」は4文字なので基本的に避けたいものの、上に「御」を付けて5文字で仕上げる##e##と大丈夫です。

■名前はフルネームで。名前を全て入れる連名は3名まで

名前は##s##「寿」よりもやや小さめに、フルネームでバランスよく##e##書き入れます。連名の場合はいくつか決まりがあるので下記をご参考に。

<夫婦連名>

夫の名前を右にフルネームで書き、左に妻の下の名前を書きます。(妻の名前もフルネームで書いてもOK)

<友人との連名>

立場に差がない友人同士なら、右から五十音別にフルネームで記入します。

<職場の人との連名>

職位が一番高い人の名前を右側に書き、同じく職位順に左へと書いていきます。

<4名以上の連名>

フルネームで入れる連名は3名まで。4名以上になるときは、代表の名前をフルネームで入れた上で「外一同(ほかいちどう)」と、名前の左下に小さめに書き添えて。部署単位での連名の場合は「営業部一同」という書き方をします。

■筆記用具は筆や筆ペンが最適

お祝い事の名前は、##s##濃い黒色ではっきりと太めに##e##書きます。最適な筆記用具は筆もしくは筆ペン。毛筆が苦手な人は太めのサインペンやフェルトペンでも大丈夫ですが、##s##ボールペンや万年筆など線が細い筆記用具は使わない##e##ようにしましょう。

#03|中袋の書き方

誰からのご祝儀かが分かるよう
金額・名前・住所を必ず記載して

中袋の書き方見本イラスト

■中袋(中包み)に書いておきたいのは金額・住所・名前

ご祝儀額を記入するなんて無粋だと思う人がいるかもしれませんが、これは後で新郎新婦が中を改める際に必要なことなのです。何も書かれていないと、うっかり他の人の分と交ざってしまった際に、##s##誰がいくら包んでくれたのか分からなくなってしまうので、きちんと書いておく##e##のがマナーです。
金額は表面に、住所と名前は裏面に記入します。中包みタイプのものは##s##「左側に三角の空きがある部分が表」##e##と覚えておきましょう。

■金額は、漢数字を使って楷書で書く

ご祝儀袋に書く数字は基本的に漢数字。##s##一は「壱」、二は「弐」など、独特の書き方が特徴##e##です。「一、二、三」でも決していけないわけではありませんが、1本線を加えると簡単に数字が書き換えることができるため、改ざん防止のために昔からこのような難しい字を使うのが習わしとなっています。

 <金額の書き方>

 1万円……壱萬円
 2万円……弐萬円
 3万円……参萬円
 5万円……伍萬円(または五萬円)
 6万円……六萬円
 7万円……七萬円
 8万円……八萬円
 10万円……拾萬円

#04|お金の包み方

中袋から取り出したときに
肖像画が出る向きにそろえて

中袋へのお札の入れ方、包み方見本

■紙幣の向きは中袋(中包み)を開いたときに「肖像画」が見えること

結婚式のご祝儀は、新札で包むのがマナー。縁起を担ぐ意味もありますが、##s##「きちんと手間をかけて準備したお祝い金」##e##であることも大切なのです。早めに銀行や郵便局へ行き、新札に替えておきましょう。紙幣の入れ方は、取り出したときに##s##「紙幣が表を向いて、さらに肖像画が上にきていること」##e##。もちろん、全ての紙幣は同じ向きにそろえておくのが常識です。

■ご祝儀袋の包み方は購入したときの通りに戻せば大丈夫!

ほとんどの人が市販のご祝儀袋を使うと思うので、##s##購入した際の形状を覚えておき(不安な人はスマホなどで撮影し)、そのままの状態に包み直せば問題ありません##e##。とはいえ、分からなくなったときのために1つだけ覚えておいてほしいのは、##s##「ご祝儀袋裏面の折り返し部分は、上からの折りを内側にし、下からの折りを外側にする」##e##ということ。裏返しにしたときに、下からの折りが上を向いていれば正解です。これは慶事共通の折り方で、「幸せをこぼさないよう受け止める」という意味が込められています。

■ご祝儀袋は袱紗(ふくさ)に包んで持っていこう

##s##ご祝儀袋は袱紗(ふくさ)に包んでおくのがマナー##e##です。そのままバッグに入れると袋の端が折れたり水引や熨斗が崩れたりすることもあるので、できれば使いたいもの。なければきれいなハンカチなどでも代用できます。

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岩下宣子 先生
監修/マナーデザイナー 岩下宣子

「現代礼法研究所」主催。NPOマナー教育サポート協会理事長。全日本作法会の故内田宗輝氏、小笠原流・故小笠原清信氏のもとでマナーや作法を学び、マナーデザイナーとして独立。企業、学校、公共団体などで指導や講演会を行うほか、多数の著作を手掛ける。

構成・文/南 慈子 イラスト/itabamoe

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