【結婚式レポートin東京都】主役はゲスト！二部制で感謝を届けて

出会いは中学のバスケ部。「昔は本当にギスギスでした（笑）」と言う通り、ダラける男子とそれに怒る女子という対立関係だったふたり。卒業後は友人の誘いで数年ごとに会う程度だったけれど、お互い大人になるにつれ、相手の気遣いや頼もしさを実感し、お酒好き、サウナ好き、ラジオ好きな点でも意気投合！

伝えたい感謝って、家族と友人とで違うかも……そんな気付きから、結婚式は会場を一日貸し切って二部制で行うことに。第1部では、両家水入らずで人前式。親族と同じテーブルで婚礼ランチを囲みながらおしゃべりし、手作りの子育て感謝状を贈呈して親への感謝をしっかり届けて。

友人が集まってくると、ビールサーバーを背負って駆け付け一杯を振る舞い、第2部へ。メインコーナーは新郎新婦がパーソナリティーの公開ラジオ。事前に募集したメッセージを読み上げたり、同時に行っていたライブ配信のコメントを拾いながら、みんなを巻き込んで盛り上がった。ラストに行ったオープンレターセレモニーでは空気が一変。「幼なじみなど泣いてくれている子もいて。最後に締まって良かったね」。コンセプトに掲げたゲストとの“対話”が実現できた一日となった。

長卓の６カ所にふたりの席を設け、料理ごとに移動しておいしい時間を共有

ドレスは１スタイルで、第２部ではチュール袖をプラス。グリーンカラーを生かしたツインヘアが好評

サックスの生演奏と共に中庭で人前式

親族と会食した２階でビールサーバーを背負い、１階に集う友人の元へ。もちろんふたりも飲む！

ラジオコーナーでは中学卒アルキーホルダーを景品に。「二次会まで着けてくれて嬉しかった」

挙式前後と第２部前にはカクテルパーティを取り入れ、都度ラフな衣裳にチェンジ。生ハムやワイン、バスケットに入ったフィンガーフードを楽しんだ。「スペイン・バスクで三ツ星を獲得している独創的な料理も話題に！」

第２部パーティは歴代の友人が大集合。ふたりが心を込めてつづった手紙に涙する人も

“感謝祭”ロゴは新婦弟がデザイン。大きなのれんが非日常空間を印象付けた。ギフトマルシェでお見送り

ライブ配信でリアタイ交流

トレンドの写真機。プリントフレームもオリジナル作成

Profile

岩手県在住
伸さん（27歳）
はるかさん（27歳）

挙式日：2025年5月5日
会場：エネコ東京
ゲスト数：1部26名、2部74名

新郎の青森赴任を機に、新婦もフルリモート転職して現地で新生活スタート。今も週１でバスケサークルへ。

※ゼクシィ首都圏版2025年11月号より転載

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