
【結婚式レポートin静岡県】テーマパークのような会場で子どもたちと一緒に思いっきり楽しみたい!

結婚式がきっかけ。7年ぶりに家族が集い、笑った一日
「中学生の時からブーケトスに憧れていて……」と少し恥ずかしそうに語る涼花さん。教室の前のオープンスペースで友人とタオルを丸めてブーケトスの練習をしていたという。結婚式でブーケトスは絶対に外せないと言っていた涼花さん。もちろん当日は100人以上のゲストに向かってブーケを空高く投げた。
有志さんも結婚式への想い入れがあった。4人きょうだいの3番目だが、親が別々の人生を選択したこともあり、兄とは10年会っていない。妹とも7年ぶりの再会に。めいやおいとはこの日が初対面。兄、姉、妹は既婚だが、式を挙げるのは有志さんが初めて。「家族が集まるのが久々すぎてどうなるのか少し不安で」と語る有志さんの横で、「結婚式がいいきっかけになるよ!」と涼花さんが背中を押し、有志さんは4人で中座をすることに決めた。同じテーブルで子どもたちも一緒に楽しそうに会話を楽しむ有志さんのきょうだい。中座で4人が腕を組むと、姉はこらえていたものが溢れ出すかのように、涙を流した。「本当に結婚式をやって良かったです。楽しんでいる父や家族、めいやおいの顔が見られて最高に嬉しかった」とゲストの送迎前、有志さんは涙を浮かべながらつぶやいた。
リングガールの涼花さんのめいをはじめ、当日参列したキッズゲストは総勢15人
涼花さんのイヤリングは、有志さんが手作りしたもの。20個ほど作り、涼花さんがその中から選んで着けた
ゲストがメッセージを書いたワインボトルを木箱に入れて鍵をかけ、10年後に飲むと宣言
「底抜けに明るい理容師の父は、八木家のムードメーカーです!」と涼花さん。「緊張しすぎて足が絡まる!」と言いながらもしっかりエスコート
子どもたちが写真撮影を楽しめるように、会場内にバルーンやティアラなどを用意
有志さんはきょうだい4人で中座。4人の写真はこれが初めて。姉は涙顔だった
ウエルカムスピーチで“かまなければプレゼント進呈”と掲げる涼花さん。無事に成功!
トランプゲームでゲスト2人にプレゼントを渡した
花屋を経営する涼花さんの友人が作ったブーケ
ケーキの代わりに巨大なオムライスにデコレーション
敷地内の建物を使ったプロジェクションマッピングショーの後、ゲストに見送られて退場

静岡県在住
有志さん(34歳)
涼花さん(34歳)
挙式日:2025年2月22日
会場:ウエディング ファンタジア(静岡県)
ゲスト:105名
介護相談員の有志さんと管理栄養士の涼花さん。同じ法人の職員で、コロナのワクチン接種業務で出会う。
※ゼクシィ静岡版2025年6月号より転載
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