
【結婚式レポートin静岡県】一生に一度のことだから伝説のヘアメイクさんに

20歳のプロポーズから4年。待ってくれてありがとう
ピンクが好きで、お花が好きで、結婚式の一つ一つにこだわりがあった奈穂美さん。ヘアメイクは大好きなアーティスト、服部由紀子さんにお願いしたいと考えていた。「服部さんの手掛けた花嫁さんたちがとてもステキで、ぜひ私もお願いしたいと、思いを募らせていました」。願いが叶い、当日のアテンドも憧れの服部さんが担当することに。「全国を飛び回っている方に静岡に来てもらえるんだと思ったら、結婚式がさらに楽しみになりました」。当日は、奈穂美さんの魅力を存分に引き出したメイクと髪型に、巧さんも「可愛いじゃん……」と思わず涙。2回の延期を経た結婚式。「いよいよ始まるね」と、挙式前のふたりは笑みを浮かべ、うなずき合った。
高校時代、野球部のキャプテンだった巧さん。準備中、結婚式のことは分からないなりに「いいよ、好きにしな」と優しかったが、奈穂美さんは一緒に考えてほしくて、ケンカになることも。そんな硬派な彼がみんなの前で奈穂美さんにバラの花束を贈ったのは、本当にサプライズなこと。20歳のプロポーズから4年、結婚式をずっと楽しみに待っていたのは奈穂美さんだけではなかった。巧さんの笑顔がそれを物語っていた。
日頃はサプライズイベントなど全くしない新郎が、ただただ新婦を喜ばせたくて考えた花束のプレゼント
野球の得点板風のウエルカムボード
席次表は「保育士という仕事柄、絵本のようにしたくて」と新婦
ファーストミートでは「ようやく結婚式が挙げられる」とお互いに感無量に
バルーンリリースの風船の白とピンクも新婦が決めた
バージンロードが水面(みなも)のように神秘的なチャペルでファーストミートと挙式を行った
仲間と記念撮影をしたり、来られなかった友人たちとオンラインで繋がったり
遠方で欠席となった短大時代の親友たちから届いたサプライズプレゼント。「映像からお祝いの気持ちが伝わってきて、不意打ちの嬉しさでした」
お色直し中座は妹と弟と、父母のことを託す気持ちで歩いた。「昔はケンカしたな、でも今は親友みたいだな」と幸せな思いで腕を組んだ
新郎のお色直し中座は元野球部のメンバーと連れ立って
父母にはメッセージ付きのデザートプレートを用意した

静岡県焼津市在住
鷺坂 巧さん(24歳)
奈穂美さん(24歳)
挙式日:2021年9月19日
会場:GRANDAIR(グランディエール)
ゲスト数:57名
高校球児の新郎が新婦との約束通り見事試合に勝ち、交際へ。その後順調に愛を育み20歳でプロポーズ。
※ゼクシィ静岡版2022年2月号より転載
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