
【結婚式レポートin三重県】大好きを全部詰め込みました!ふたりらしいよねと思ってもらえるかな?

丁寧に作られた心温まる料理が祝宴のメイン演出
食べることが大好き。ゆったりと流れる時間が大好き。おしゃべりが大好き。そんな大好きが全部叶う、“俺たちっぽい”場所で結婚式を挙げたい! ふたりが選んだのは、大きな窓から光がたっぷりと差し込み、木の香りが漂う「食堂」だった。「結婚式はいつ?」。いつかそのうちにと、式の時期をあいまいなままにしていたふたり。11人いる孫の中で、初孫の美佑さんの花嫁姿を特に心待ちにしている祖父のこのひと言に背中を押され、祖父母が元気なうちに花嫁姿を見せようと決めた。
海史さんと、美佑さん、それぞれの親への手紙から始まった人前式。海史さんの目の前に立つのは継父だった。「誰よりも僕のことを一番に考えて、大切に大切に育ててくれた父さん。僕の父さんは父さんだけです」と涙ながらに読み上げると、海史さんの母も涙を拭った。その後は外に出て、山をバックに記念撮影。ここでの拍手でふたりの結婚が承認された。続く祝宴では、ふたりも友人らと料理を楽しみ、おしゃべりに花を咲かせた。「大切な人と一緒に食べるご飯ってこんなにおいしいんですね」。友人と一緒に、大好物の“はらこめし”を頬張る姿を、美佑さんの祖父母は目を細めて見つめていた。
ファーストミートは会場近くの無人駅で。思い出の写真を何枚も撮った
ファミリーミートで息子の晴れ姿を見た瞬間、大笑いしてしまった海史さんの母。一気に場が和んだ
どんな時でも愛情深く海史さんに接してきた継父。海史さんは、ひと言ひと言大切に、思いを込めてこれまでの感謝を伝えた
家族が大好きな美佑さんの父。海史さんを思い切り抱き締めて、娘を託した
リングピローは会場の食堂で使われているお気に入りのお皿
お開き後に小上がりで集合写真を撮影。この後、全員とハイタッチをしながらふたりは退場した
挙式のテーマは「巣立ちのセレモニー」。ベールダウンで美佑さんは母としっかり抱き合った
結婚の承認の拍手は集合写真の時に。「おめでとう」の声が背後の山に響いた
好みのドリンクを手に、乾杯をしてから食堂の中へ
ウエディングケーキはパティシエが自らふたりの元へ
ふたりの大好物、土鍋で炊いたはらこめしを、ゲスト一人一人にサーブ
友人のテーブルに座って一緒に料理を楽しむ美佑さん
引出物にはふたりがよりすぐった食材や調味料を

千葉県在住
海史さん(31歳)
美佑さん(29歳)
挙式日:2024年12月14日
会場:新上木食堂(三重県)
ゲスト:60名
転勤族の海史さん。共に故郷の愛知県を離れ、広島、千葉へ。「どこでもふたりらしい生活」を楽しんでいる。
※ゼクシィ東海版2025年5月号より転載
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