【結婚式レポートin三重県】大好きな父と母が並んで立ってくれて本当に嬉しい時間でした
地元の貸切会場で旧友たちと過ごす心弾む時間
共に地元の友人が多く、リラックスしてみんなで思い切り楽しみたいと願った。トリマーだったつばささんは、実家の愛犬「もずくちゃん」を自身でトリミング。リングドッグに任命した。挙式後は、ふたりも初体験の菓子まきを盛大に行い、思っていた以上の盛り上がりにふたりは喜んだ。祝宴中も終始友人らに囲まれて、おしゃべりに写真撮影にと、まさに同窓会のようなにぎやかさとなった。
「今、こうして目の前に二人が並んで立っていることが本当に嬉しい」。涙で声を震わせながら手紙を読み上げたつばささん。「父はどこまでも優しくて、怒られた記憶がないんです。母は、私が人生で一番つらかった時、何も言わずにそばにいてくれるだけで安心させてくれました」と語っていた。つばささんにとってそんな大切な二人が、別々の生き方を選んだのは、つばささんが小学生の時。以来、疎遠になっていた父と母だが、この結婚式の準備から自然と顔を合わせ、談笑する姿をよく見るようになった。「結婚式という特別な日は、家族との関係性にも不思議なエッセンスをもたらしてくれるのかもしれませんね」。つばささんは子どものように屈託のない笑顔を見せた。
ファーストミート前、チャペルに向かうつばささん。秋空の下、爽やかな笑顔を見せていた
ファーストミートではお互いに宛てた手紙を読み合った。「嬉しい。泣きそう」とつばささん
つばささんの愛犬「もずくちゃん」からリングを受け取る
ゲストが挙式直前に読むスイッチングレターを用意。一気に気持ちが高まったところで拓真さんが入場した
ゲスト全員が大興奮した菓子まき。拓真さんもつばささんも、見るのもやるのも初めてだった
つばささんを大切に育ててきた父。この日は拓真さんにしっかりとつばささんを託していた
つばささんは祖母と中座。「母がいなかった分、祖母には随分と反抗してしまいました」
テーブルナンバーは犬をモチーフにした、つばささんの手作り
当日誕生日だったつばささんの兄と、拓真さんの友人にバースデーバイトのプレゼント
ケーキのテーマも犬。ちょっとかじられた!という憎い演出も
再入場では、ふたりが自撮り棒を持って登場。各テーブルを回って撮影を楽しんだ

滋賀県甲賀市在住
拓真さん(30歳)
つばささん(31歳)
挙式日:2024年10月5日
会場:Art Bell Ange Mie (アールベルアンジェ ミエ)
共通の友人の紹介で2017年に出会う。5年間の友人期間を経て交際。共に多くの友人に愛されてきた。
※ゼクシィ東海版2025年1月号より転載
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