【結婚式レポートin埼玉県】私たちの好きを詰め込んでみんなを笑顔にしたい
新婦らしさと新郎らしさを演出や空間で表現
ふたりの「好き」を詰め込んだ結婚式は、新婦がずっと憧れていたガーデン挙式からスタート。幼稚園教諭の新婦ならではの発想で取り入れたのは、各テーブルの代表ゲストによる景品を懸けた紙飛行機飛ばしやテーブルナンバー代わりの絵本。 ゲストは、 子どもの頃の記憶を手繰り寄せながら何十年かぶりに紙飛行機を折り、テーブルに置かれた絵本や絵本仕立てのプロフィールブックを読みながら、時を忘れて童心に返った。
消防士で筋トレに打ち込む新郎は、テーブル対抗「ボディビルの掛け声大喜利」を企画。筋肉自慢の友人ゲストが文字通りひと肌脱いで、オリジナリティーに富んだ掛け声に合わせてポージングを披露。
お開きの直前には新郎新婦がピアノを連弾。幼い頃からピアノを習っている新婦と、ここ数カ月で猛特訓した新郎のほほ笑ましい連弾の後には、新婦がひとりで演奏。新婦の人柄そのもののような優しい音色をBGMに、ゲストはふたりから自分宛ての手紙を開封。粋なサプライズと演出にそっと頬を濡らした。「皆、口々に『ふたりらしかった』と言ってくれました。その“らしさ”を知ってくれている人、喜んでくれる人に囲まれていることをとても幸せに感じます」
恥ずかしがり屋の新郎は「自分にだけ注目が集まらないように」とダズンフラワーの演出でゲストを味方に
お色直し後の再入場は2階から
新郎の待つツリーガーデンに仲良く父母と向かう新婦
より遠くまで飛ぶ飛行機を折ろうと真剣なゲスト。緑豊かな庭に色とりどりの紙飛行機が舞う光景はまるで絵本の世界のようだった
テーブルナンバー代わりの絵本。プロフィールブックも絵本のようなストーリー仕立てに
ふたりがゲストを思って一皿ずつ選んだ料理
「妻の親御さんの涙に、大切に育ててこられた歴史を感じ、改めて一生幸せにすると誓いました」と新郎
ボディビルの掛け声大喜利ではユニークな回答が続出
披露宴でトーク帽をかぶると、白いアンティークドレスがまた違った印象に
ガーデンでのデザートビュッフェ
「途中で指が止まってしまったのですが、妻が『今ここだよ』と教えてくれて何とか最後まで弾くことができました」
高砂席周りの装花もガーデンの雰囲気に合わせてグリーンを多めに
神奈川県川崎市
裕太郎さん(25歳)
奏音さん(26歳)
挙式日:2024年4月21日
会場:ラ・クラリエール
ゲスト数:52名
価値観も波長も合うふたりは、出会いから1年を待たずに結婚。初めての共同作業は結婚式の「連弾」。
※ゼクシィ首都圏版2024年9月号より転載
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