【結婚式レポートin埼玉県】感動の涙も乾杯の笑顔も一生忘れません
2泊3日のホテル滞在で結婚式に集中
ふたりにとって、どんな結婚式にするかを考えることは、どんな夫婦になりたいかを考えることだった。「仲間から愛され、何かあった時、一番に頼りにしてもらえる夫婦になりたい」。ふたりで何度も話し合った理想への一歩目として、ゲストと近い距離で過ごせる結婚式を目指した。
挙式退場時、まるで自分事のように嬉し涙を流す友人と目が合った新郎は、思わずもらい泣き。「彼が泣いているのを初めて見ました」。涙の乾かぬうちにチャペルに戻ると、ゲスト一人一人に感謝を伝え、話をしたり写真を撮ったり、和やかに過ごした。披露宴では前後半で2回の乾杯を行い、多くのゲストとグラスを合わせ心を通わせた。
ふたりは会場のホテルに前泊と当日も宿泊して、そのまま新婚旅行先のハワイへ。「結婚式の前日はお嫁に行く嬉しさと寂しさで涙腺がゆるみっぱなしでした」。当日の朝は、宿泊したホテルの部屋でゆったりとお支度。結婚式の後もゲストから送られてきた数々の写真を見ながら一日を振り返り、祝福の余韻にたっぷり浸ることができた。「家だったらこうはいきません。日常から解放され、結婚式のことだけを考えながら過ごせた贅沢な2泊3日でした」
ダークピンクを基調とした装花は、高砂席のテーブル下にも飾って、ゲストとの写真が華やかになるように
消防士の新郎は儀礼服に、新婦はスパンコールやビジューの施されたキラキラのドレスにお色直し
披露宴会場内のオープンキッチンから出来たてをお届け
ウエディングケーキは当日の「ひな祭り」を意識してピンクの花をデコレーション
お色直し入場後、「後半も盛り上がっていきましょう!」とワンモアチアーズ
会場選びの決め手となったホテル最上階にあるガラス張りのチャペルで挙式。式後、チャペルに戻ってゲストたちと歓談&写真タイム
新婦は弟たちと、新郎は年の離れたいとこと中座
記念品贈呈時、涙する父を前に「絶対に幸せにならないと」と改めて心に誓ったと言う新婦
アルコールは「たしなむ程度」というゲストが多かったため、特別にメロンクリームソーダを用意してソフトドリンクを充実させた。「子どもや年配のゲストにも喜ばれました」
プロフィールブックにはモノクロ写真を使用してシックに
埼玉県川越市
大輝さん(23歳)
楽実さん(24歳)
挙式日:2024年3月3日
会場:THE MARK GRAND HOTEL
ゲスト数:77名
共通の友人を介して高校2年生の時に出会い、4年の交際期間を経て結婚。共通の趣味はサウナ巡り。
※ゼクシィ首都圏版2024年8月号より転載
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