【結婚式レポートin埼玉県】2年越しの念願の結婚式。初心に返ることができました
いい時も悪い時もふたりで手を取り合って
披露宴お開き後、視線を交わし合ったふたりが同時に発した第一声は「終わっちゃったね」だった。コロナの影響で延期に延期を重ねた結婚式。はやる気持ちを何度もくじかれたが、そんなふたりに寄り添い、温かい言葉をかけてくれたのは、ほかでもないゲストたちだった。ベールのようにふたりを優しく包み込み、守ってくれたゲストたちに感謝を込めて、結婚式のテーマは「MY VEIL」に。
披露宴では「ケーキ入場」という珍しい演出を設けた。「長くお世話になったプランナーさんとスタイリストさんにもスポットを当てたくて、ケーキ入場の運び役をお願いしました」。セカンドバイトは「今までおいしいごはんをありがとう」と両家母に。新婦中座は「泣き虫な子でした。こんなに成長して幸せです」と涙ながらに語る祖母と妹たちと。一方、新郎中座は高校時代の部活顧問を先頭に、チームメイトと揃いのサングラスをかけ列を成して行進した。
結婚報告の際、両家の祖母はくしくも同じ言葉を送った。「いい時も悪い時もあるから、何があってもふたりで手を取り合ってやっていくんだよ」。結婚式を通して、ふたりはこの言葉の意味を心から実感し、改めて大切にすると誓った。
ハッと息をのむような美しい挙式での一コマ
中座エスコートに指名した恩師をはじめ総勢11人のゲスト全員にサングラスを用意した新郎。コメディー映画のスパイ集団のようなコミカルさに笑いが起こる
ドキドキのファミリーミート直前
これから始まる挙式のジャケットセレモニーやベールダウンに込められた意味をカードにまとめゲスト席に置いた
新郎は「おっかさん」、新婦は「ママ」といつもの呼び方で母を迎えセカンドバイト。3段ケーキには春っぽいピンクのデコレーションとゴールド(金粉)を散らした
「MY VEIL」というテーマに合わせて装飾もベールをアクセントに
ウィル君が活躍したリングドッグとペット当てクイズ。正解者には景品を贈呈
挙式後、晴れ渡る空の下で集合写真
中座エスコートの祖母につられて妹も大号泣
カラードレスは、シャンパンベージュのソフトマーメイドに
一段高い場所にある家族席。「こちらからもよく見えて安心できました」
料理は「どれもおいしかった」とゲストを喜ばせた
埼玉県加須市
山下涼太さん(31歳)
奈々さん(27歳)
挙式日:2023年4月1日
会場:ヴィラ・デ・マリアージュさいたま
ゲスト数:57名
共通の友人を介して知り合った野球観戦が趣味というふたり。愛犬のウィル君は挙式のリングドッグで大活躍。
※ゼクシィ首都圏版2023年9月号より転載
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