【結婚式レポートin東京都】彼が仲間と完成させたケーキに入刀しました

ふたりの結婚式のテーマは“ご縁”。「仕事も趣味も、1人より2人、2人より3人の方が叶えられることが増えます。私たちの結婚式をきっかけに、お互いのゲストが新たなご縁を結ぶきっかけになれば」と、新郎ゲストと新婦ゲストの席をMIX。テーブル対抗の新郎新婦に関するクイズ大会を開催し、ゲスト同士の自然な交流を後押しした。司会進行役としてマイクを握ったのは新郎新婦。ゲストからは「ここ最近で一番楽しい時間だった」、「ふたりが私たちを楽しませようとしてくれる気持ちが嬉しかった」、「司会をするふたりの声のトーンやリズム、言葉選びから、ふたりの相性の良さや温かい性格が伝わってきた」と、思ってもみなかった感想も。

結婚式を控えたゲストから「斬新すぎて何もまねできない（笑）」と言われた理由がもう一つ。カフェ開業を目指して製菓学校に通っていた新郎が仲間と一緒に、ゲストの目の前でウエディングケーキを仕上げた。新婦は、想定より時間がかかりそうな作業の実況中継を買って出て、新郎をフォロー。「準備から当日まで、結婚式を通して、お互いの得意を発揮して補い合い、こんな感じでずっと楽しくやっていけると確信しました」

ホワイトとナチュラルウッドを基調としたパーティ会場。ゲストとアイコンタクトを交わしながらゆっくりと入場するふたり

高砂席での写真撮影はおしゃべりも弾んだ

木のぬくもりを感じる天井と日の光、緑に包まれる天空のガーデンのようなチャペルでの挙式。足の悪い母を父が後ろから支えながらベールダウン

ふたりで司会を務めたクイズ大会。結婚式準備、炊事、掃除、家計管理、旅行計画の担当は新郎新婦のどちらかなどをクイズにして、ふたりの得意分野や関係性の紹介代わりに。優勝チームには、全国ご当地の豪華ごちそうをプレゼント

月１回のグルメデートを欠かさない舌の肥えたふたり。オープンキッチンで調理される料理のおいしさが会場選択の決め手に

バックスタイルのグラデーションスカートが印象的な紫のドレスにお色直し。「七五三の時から節目には紫を着ると決めているんです」と新婦

製菓学校の学友たちと新郎がウエディングケーキを制作。新婦のほのぼのとした実況や裏話など、ゲストは語りでも演出を楽しんだ

Profile

東京都品川区
侑人さん（30歳）
真菜さん（29歳）

挙式日：2024年3月31日
会場：LAGUNAVEIL ATELIER
ゲスト数：71名

共通の知人の紹介で知り合い、２年の交際期間を経て結婚。新郎の夢は５年以内にカフェを開業すること。

※ゼクシィ首都圏版2024年8月号より転載

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