【結婚式レポートin岩手県】思いを込めたから。笑顔が何より嬉しかった
岩手の人が手掛けた品々でふたりらしく
実家が農業を営み地域に思い入れのあるYさん、美容師でクリエーティブなことが好きなMさん。ふたりだけの世界観と岩手らしさを表現し、ゲスト同士の縁も広がるような結婚式をフリープランナーとゼロから企画した。
舞台に選んだのは田園を見渡すキャンプ場。岩手にUターンし、活躍の場を探していたフローリストのダイナミックな装飾、盛岡のフレンチレストランの料理、花巻のパティシエによるスイーツ、そして、新郎親族が育てているキクラゲの装飾やギフト……。地元の人が手掛けた思い入れのある品々で式を満たした。
そんな中行ったのは、大自然の中の挙式、トラクターでの登場にバケツプリンセレモニーと、クスっと笑ってしまうようなふたりらしさ溢れる催しの数々。「お花素敵!」「スイーツや料理、かわいいしおいしい!」「こんなの見たことない!」心を込めて用意した一つ一つの演出やアイテムに感激し、はしゃぐゲストの姿を見てふたりも大満足。願いだったゲスト同士の縁が繋がったことも本当に嬉しかった。実はふたりの夢は、夫婦で事業や地域貢献を行うこと。「ふたりでもっとこんな時間をつくっていきたい」。結婚式が夢の実現の第一歩になった。
装花やブーケは大胆なアレンジで周囲の自然と調和
乾杯は新郎母が好きで毎日飲んでいるというコーラで。音頭は新郎のめいが担当
写真撮影が趣味の新郎の作品やふたりの前撮り写真を展示
農業に関連した仕事に就く新郎や親族にちなんで、最初の入場はトラクターで! ちなみに再入場はリヤカーで登場
新郎親族が育てたキクラゲがおしゃれな装飾アイテムやプチギフトに
クライマックスは全員で撮影。真ん中のふたりは前撮りでペイントした白いスーツ姿で
岩手のイラストレーターに依頼し、前撮りのふたりの姿をイラストにしてもらった。その絵をエスコートカードやウエルカムボードなど至る所に活用
パーティ中は自由にゲストとふれあって
新婦は姉妹で吹奏楽部。初めての3人での演奏を目にして、父母が涙
ケーキの代わりに用意したのがバケツで作ったプリン。「パカッ」と出た瞬間、キッズゲストはビックリ!
ふたりが好きなベーグルを売るスイーツの人気店にデザートコーナーを依頼した
岩手県盛岡市在住
Y・Oさん(29歳)
Mさん(28歳)
挙式日:2023年9月17日
会場:the campus ~トロイカの森~
プランニング:NUE、MCL盛岡外語観光&ブライダル専門学校
新婦が参列した結婚式で一緒になったゲストに紹介され新郎に出会う。お互い自分にはない性格に引かれた。
※ゼクシィ青森・秋田・岩手版2024年5月号より転載
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