【結婚式レポートin岩手県】幸せを誓う瞬間は家族3人の絆を感じて
キャンプ場にいるような開放感の中で
キラキラした太陽光が降り注ぎ、当日はふたりが大好きなアウトドア日和。ガーデンには愛用のテントが張られ、館内にはチェアやテーブルなどのキャンプグッズも。「趣味のアウトドアみたいに、リラックスして過ごせる結婚式にしたいな」。佑紀さんと汐里子さんが目指したのは、みんなで楽しむアットホームな時間。新婦のおなかにいる赤ちゃんも“みんな”の中の一員で、親子3人を主役に盛り上がった。
人前式は緑が広がるガラス張りのチャペルで。それぞれが父母と入場し、指輪交換では新郎母が自作のリングピローを手に登場するなど、家族を交えて和気あいあい。誓いのキスは特に場を沸かせ、新郎が新婦の前にひざまずいておなかの子どもに優しくキスすると、ゲスト全員が大歓声。ちょっぴり照れながら、でも力強く家族の幸せを約束した。
「結婚式は大変そうで実は乗り気じゃなかったけど、最高に楽しかった!」と佑紀さん。一方、披露宴で登場した教え子の姿や友人余興のメッセージ映像などを思い返し、「愛のこもったサプライズに心を動かされました」と汐里子さん。会場の開放感もあり、この日はふたりもゲストも自然体。青空に届きそうなほどの祝福や歓声が会場中に響いていた。
「型にはまった挙式じゃないから、家族全員で楽しもう!」と提案し、両家の父母も一緒に入場。新婦は母によるベールダウン、新郎は父からジャケットを受け取ってジャケットセレモニーを行った
愛用のアウトドアグッズを入り口に。子ども用チェアや絵本、ぬいぐるみを飾り、家族3人の未来がイメージできる空間に
祭壇にふたりが立つと、友人から「ドレス姿、かわいいよ!」と声援が
お揃いのキャップや思い出の写真、似顔絵入りのウエルカムボードなどをナチュラルな雰囲気で装飾
着物姿の3姉妹で退場することが新婦の夢。着物の色も3人で相談した
木の枝に小さなガーランドを飾った手作りのケーキトッパーと、新婦が好きなシャインマスカットのデコレーションが印象的
ソファをグリーンのアーチで彩り、写真に映える高砂席に
新婦の友人がプロ級の歌声で再入場を盛り上げた
メッセージ動画やダンスを披露してくれた友人とキャンプ仲間の余興に、ふたりも笑顔
高砂席にもアウトドア用ランタンを装飾
岩手県盛岡市在住
石塚佑紀さん(32歳)
汐里子さん(29歳)
挙式日:2019年10月14日
会場:ensoleille(アンソレイユ)(岩手県)
共通の友人を介して出会い、付き合いから半年で同居を開始。交際中はアウトドアデートを楽しむことも。
※ゼクシィ青森・秋田・岩手版2020年12月号より転載
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