
【結婚式レポートin愛知県】結婚式って素直な気持ちになれる特別な一日なんですね

家族の絆を感じた幸せな年の締めに末っ子同士の結婚
男三兄弟で末っ子の瑛地さんと、姉と二人姉妹のゆきみさん。2023年に両家のきょうだい5人全員が結婚し、一気に10人きょうだいとなった。「全員が大集合! 家族やきょうだいが増えるのはワクワクしますね」とゆきみさん。姉は親友のような存在で、ライブも買い物もいつも一緒と語るゆきみさんの一方、「3人の思い出はあまりないんです。3人の写真? 小さい頃のがあったかな?」と瑛地さん。今回が兄弟で最後の結婚式になるからと、ゆきみさんからの提案で、瑛地さんの中座のエスコート役は兄2人になった。
祝宴中は両家の家族のテーブルはひときわにぎやかだった。「義理の姉同士がとても仲良しで、母もそんな義姉たちと話す時間が楽しいと、毎日嬉しそうなんです」と瑛地さん。「私には少し甘いけど、それでも厳格であまり感情を表には出さないタイプ」と語るゆきみさんの父も、終始義理の息子と酒を酌み交わし、相好を崩した。いつも一緒にいて、盛り上がるような家族ではなく、特に兄たちが感情をあらわにして、涙を流す姿は一度も見たことがないと語っていた瑛地さん。お開き前、『家族になろうよ』の歌詞に合わせた映像が流れると、長兄は静かに涙を拭った。
ブルーのバージンロードとフェアリーな雰囲気にひと目ぼれしたチャペル。バージンロードのブルーが透けるロングベールを着けた
ティアラは10月に挙式した姉の物を借りた
ふたりの地元の岐阜では、最近あまり見られなくなった菓子まきで、ゲストは大喜び
瑛地さんの中座は2人の兄と。十数年ぶり!?という貴重な3ショット
「泣かせたい」と言っていた瑛地さん。一番上の兄は、エンディングビデオで思わず目頭を押さえていた
ゆきみさんと向き合った父も目には涙。この日は笑ったり泣いたり、父は溢れ出る感情を抑えることはなかった
ブーケとブートニア、リングピローは、姉の時に続いてゆきみさんの母の手作り
愛犬“みゅうちゃん”とも一緒に過ごせるからと選んだ会場だったが、挙式1カ月前に急逝。挙式中はゆきみさんの姉がイラストを抱え、祝宴でも席を設けた。「リングドッグをやってほしかった」とゆきみさん
愛犬に想いを寄せた犬形の席札
忙しい母の代わりに面倒を見てくれた祖母と姉と3人で中座

愛知県在住
織田瑛地さん(25歳)
ゆきみさん(25歳)
挙式日:2023年12月16日
挙式・披露宴会場:アニヴェルセル白壁
招待客:60名
友人の紹介で出会い、初対面なのに何度も会っているようだったとすぐに交際。5年記念日に婚姻届を提出。
※ゼクシィ東海版2024年4月号より転載
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