【結婚式レポートin三重県】海が大好き! 魚たちが私たちを導いてくれました
同僚も親族も海の世界をふたりと楽しむ
「私の方から思い切ってデートに誘い、断られたらキッパリと諦めようと思っていたんです」と里奈さん。海洋学者の祖父を持ち、水族館の飼育員になりたかった里奈さんと、水族館巡りが趣味という蒼大さんは、当然のようにすぐに意気投合。初デートは地元の鳥羽水族館へ。その後も全国の水族館を巡る旅を楽しんできた。「プランナーさんから鳥羽水族館で挙式ができると聞き、即決しました」とふたり。
この日の夜、ふたりのために水族館は貸し切りに。挙式前、衣裳に身を包んだふたりは、館内に入るや否や、手を振りながら大水槽の前に駆け寄ると、それに応えるかのようにウミガメもふたりの元へ。誰よりも先にふたりを祝福した。披露宴でもブルーのドレスや伊勢エビ料理、演出など“海”一色。ふたりの同僚も親族もエンタメ性溢れる時間を楽しんだ。感謝の手紙では、「蒼大さんを必ず守ります!」と宣言した、ちょっぴりクールな里奈さん。そんな里奈さんが初めて涙を見せたのはお開きの後だった。チャペルに現れたのはバラを手にした蒼大さん。「幸せになろう」と書いた手紙と共にサプライズプロポーズ。声を詰まらせながら、何度も「ありがとう」と里奈さんはうなずいていた。
お開き後のチャペルでサプライズプロポーズ。実は蒼大さんも最初から里奈さんに惹かれていたことを告白。蒼大さんからの手紙の最後に書かれた「すぐ泣いちゃうけどよろしくね」の言葉に里奈さんも泣き笑い
貝殻をあしらったリングピローは、里奈さんの叔母の手作り。ブルーのドレス姿のリングガールは蒼大さんのめい
ふたりにまつわるクイズで、正解者の中から抽選で選ばれたのは、偶然にも里奈さんの父。少し恥ずかしそうに里奈さんから賞品を受け取った
テーブルフォトでは、里奈さんが作ったポーズカードを引いて、出たイラストと同じポーズで撮影。どのカードにも海の生き物が描かれていた
鳥羽水族館にちなんで、ラッコが乗ったオリジナルウエディングケーキ
披露宴会場から見える鳥羽の海
蒼大さんの上司が撮影用に持ってきた魚のかぶり物でポーズ!
鳥羽水族館の大水槽の前で結婚を誓った
今は亡き海洋学者だった里奈さんの祖父も、ふたりを温かく見守っていた。「ここで結婚式を挙げられて、祖父も喜んでいると思います」と里奈さん
三重県在住
姫子松蒼大さん(29歳)
里奈さん(28歳)
挙式日:2023年11月18日
挙式会場:鳥羽水族館
披露宴会場:鳥羽国際ホテル
招待客:50名
伊勢市出身のふたり。同じ病院の医療事務職員として働く同僚。大阪の「海遊館」でプロポーズ。
※ゼクシィ東海版2024年4月号より転載
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