【結婚式レポートin山口県】人生は旅。出会った人、出会った景色を大切にしたい
旅先で買った物や家族の手作りのアイテムを紹介
新婦・明恵さんは旅行が大好きで、これまで訪ねた地は韓国、台湾、インド、フィリピン……。ふたりで一緒に行ったのは屋久島でこの結婚式の前には新婚旅行として、エジプトとトルコを楽しんできた。
そのため結婚式のテーマは「Life is Journey」と設定。旅は出会いや感謝、感動を共有できるもの。それをこれからのふたりの人生に例えた。「ゲストにも結婚式に参列するというより、旅に出る感覚を楽しんでほしい」と受付や会場には旅をイメージしたアイテムを並べ、旅行直前の高揚感を表現した。
ふたりが挙式で披露した結婚証明書は、新婚旅行先のエジプトで買ってきたパピルス。「生命の木」が描かれたこのパピルスの周りにゲストとふたりが署名した。また披露宴会場のゲスト卓は、国名が付けられ、パスポート風デザインのメニュー表や紙飛行機の席札が置かれ、ゲストの旅行気分を盛り上げた。
ゲストが最も驚いたのはウエディングケーキの登場時。屋久島のウィルソン株でのプロポーズシーンを再現したデザインに、多くのカメラが集まった。また圭介さんが髪を切ってエジプトの民族衣裳で登場するなど、サプライズでいっぱいの結婚式だった。
高砂席には地球儀のバルーンを飾って
料理のメニュー表はパスポート風のデザイン
受付にあるエスコートカードは搭乗券をイメージした
エジプトで手に入れたパピルスは、アカシアの生命の木に止まる小鳥たちの絵。周りにゲストとふたりが署名して、世界で一つだけの結婚証明書に
友人一家がふたりを祝福するためトロッコに乗って登場。家族で歌を歌ってくれた
圭介さんの母が手作りしたビデオカメラの模型を受付に
ゲスト卓をイタリア、タイ、アメリカなどの国名に。各国の名所のレプリカと国旗を添えて
明恵さんのお色直しの中座は2人の妹たちと。3姉妹が揃って手を繋いだ
挙式を終えてフラワーシャワー
お色直しで圭介さんは髪を切ってゲストを驚かせた
明恵さんの母が作ってくれた宝箱風のリングピロー
お色直しでエジプトの民族衣裳で登場した圭介さん。それに合わせて明恵さんもマスタードイエローのドレスを選択
乾杯の発声は99歳の明恵さんの祖父が元気良く!
山口県防府市在住
藤村圭介さん(32歳)
明恵さん(29歳)
挙式日:2023年7月29日
会場:アールベルアンジェ山口(山口県)
職場の同期として知り合う。2020年11月から交際し登山やスノボ、旅行でデートを重ね、屋久島でプロポーズ。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2024年3月号より転載
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