【結婚式レポートin鳥取県】家族へゲストへ。感謝の思いをぎゅっと詰め込んだ一日でした

ここは大正時代に建てられた酒蔵で、20年前まで実際にお酒を造っていた。現在はギャラリーやイベントスペースとして地元に愛されている場所。「ひと目見て、ここでゲストが童心に返ったり楽しんでくれたりするのがイメージできました」と話す新婦・千紘さん。そのイメージ通り、ゲストは受け付けを済ませるなり蔵を見学したり、アジサイの咲く中庭でくつろいだりと酒蔵の雰囲気を楽しんでいた。

結婚式のテーマは「ぎゅっ」。それはふたりの絆、ゲストとの絆、みんなの心と心をぎゅっと結びたい、という思いが込められていた。

まず披露宴からスタート。シックな黒いドレスで登場した千紘さんと笑顔の亮佑さん。ゲストのテーブルスピーチや中庭で行ったケーキセレモニーなど、和やかな雰囲気。そこから一転して行われたのはチーム対抗腕相撲大会！　勝者への賞金付きとあって、大歓声が広がる熱気溢れる大会に。そしてゲスト同士が打ち解けたところで挙式がスタート。千紘さんは母とぎゅっとハグをして、幸せそうな表情で父と腕を組み、そして父ともハグ。父母への感謝を伝え、亮佑さんの腕に手渡され、笑顔いっぱいのゲストに見守られて誓い合った。

小学校の教諭をしている亮佑さんの友人は、通知表をイメージして祝福のスピーチをしてくれた

調理スタッフは蔵の一角で忙しそうに準備中

中庭で親族の記念撮影。みんな晴れやかな笑顔

枝物の植物が好きな千紘さんのリクエストで、和の雰囲気を生かしたテーブル装花

酒造りの道具や備品がそのまま残された酒蔵がパーティ会場

熱を帯びた腕相撲大会。手と手を握り合うため「ぎゅっ」というテーマに沿った演出

「宇宙一かわいいです！」と妹の千紘さんを褒めていた2人の兄と仲良く中座

お色直しの入場はアジサイの咲く中庭から

植物の茎の動きがかわいいウエディングケーキ。全員による「３、２、１、ハッピーウエディング！」の合図で入刀

感謝の手紙を読む亮佑さん。しばらく涙で言葉に詰まっていた

ゲスト全員にウエディングツリーにリボンを「ぎゅっ」と結わえてもらう。これがふたりの結婚証明書の代わりとなった

ゲストがハッとするほど千紘さんに似合っていたブラックのドレス

Profile

鳥取県境港市在住
角 亮佑さん（29歳）
千紘さん（29歳）

挙式日：2023年6月10日
会場：ギャラリア大正蔵（鳥取県）
プロデュース：Knot total wedding produce

共通の友人の紹介で食事へ。映画好きという共通の趣味がきっかけで古い映画を見に行くうち交際へ。

※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2024年1月号より転載

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