【結婚式レポートin長野県】公式戦前のスタジアムでふたりの未来へキックオフ!
友人やサポーター、みんなが楽しい結婚式にしたくて
新婦はJリーグ「松本山雅FC」の熱烈なサポーター。結婚を機に新郎が暮らす大阪に移り住むはずが、新婦の入れ込みように「これを取り上げたらあかん!」と新郎。松本山雅FCの本拠地・松本で、新生活を始めることにした。
「ここでしかできない結婚式をしたい」という新郎の発案で、松本山雅FCのホームスタジアムで挙げる人前式企画に応募したふたり。地元のゲストハウス「レ アール ド セゾン・セージ」のプロデュースで、ふたりのサッカー愛が溢れる結婚式をつくり上げた。
大型ビジョンに映し出されたのは、選手紹介風のふたりの映像。サポーターの声援を受けてピッチに入場し、「結婚生活の頂を目指し共に歩んでいきます」と、誓いを立てた。
終盤は新婦にとって予想外の展開に。元選手の田中隼磨さんが祝福に駆け付けると、新婦は「夢のよう。倒れるかと思いました! 私にとって神のような存在なんです」
興奮が冷めやらぬ試合直前のピッチで、キックインセレモニー。その後は、ゲストと白熱の試合を観戦した。「サッカー観戦って楽しい!」と笑顔溢れるゲストの姿は、ふたりが何よりも望んだもの。ふたりにとっての聖地に、喜びいっぱいの記憶が刻まれた。
松本山雅FCのエグゼクティブアドバイザーを務める田中隼磨さんが大型ビジョンに映し出されると、大感激の新婦。続いて本人がピッチに登場し、引退時の記念Tシャツと、かつて愛用していたスパイクが贈られた
指輪の運び役は、松本山雅FCのマスコットキャラクター・ガンズくん
プロフィール紹介映像に続き、スタメン発表風のふたりの映像を流した
新婦から新郎へ、松本山雅FCのオーセンティックユニフォームをプレゼント。背中に、新郎の推し選手のサインを入れて
結婚証明書は、選手のサイン入りサッカーボール。ふたりのサインは、チームカラーのグリーンのペンで
インナーカラーも松本山雅FCを象徴するグリーンに
サポーターや選手が見守る中、ボールを蹴り入れて審判に試合球を渡す「キックインセレモニー」は、「挙式本番よりも緊張しました!」
誓いの言葉は、松本山雅FCの名フレーズ「雷鳥は頂を目指す」にちなんで
ゲストは普段着OK。友人たちと気負わず過ごせる自由な結婚式を叶えた
長野県松本市在住
太田雄貴さん(28歳)
春香さん(35歳)
挙式日:2023年7月1日
会場:サンプロ アルウィン(長野県)
取材協力:レ アール ド セゾン・セージ
ふたりは揃って本好き。小説の創作活動仲間が集うコミュニティーで出会い友達から交際に発展、結婚へ。
※ゼクシィ長野・山梨版2024年1月号より転載
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