【結婚式レポートin長野県】和装が似合う老舗料亭で私たちらしいおもてなし
気取らず、飾らず皆を巻き込んでワイワイ楽しく♪
「人とは違う結婚式がしたい」と選んだのは、100年続く老舗料亭での結婚式。畳敷きのクラシカルモダンな空間で、ゲストが「ふたりらしいね」と笑顔になるようなにぎやかな時間をつくり上げた。当日は生後9カ月の息子・大和くんも一緒。久々に集まってくれるゲストに、大和くんをお披露目したいという思いも込めた。
指輪交換の場面では、台車に乗った大和くんがリングボーイになって登場。子どもゲストが優しくエスコートし、挙式を和やかに盛り上げた。
披露宴の入場は、3人揃って和装で。両家親と盛大に鏡開きを行った後は、オリジナルのだるまケーキが登場。結婚式を挙げていない新婦兄夫婦と一緒にだるまの目入れ式を行い、完成したケーキを新婦祖母にも味わってもらった。
ふたりからゲストに、プロポーズの場所を当てるクイズも出題。豪華景品を懸けた正解発表&抽選会では、当たった両家親が辞退し敗者復活戦という予想外の展開に、大歓声が上がった。「感謝を伝えるつもりが、みんなの方が盛り上げてくれて。祝福の思いが伝わってきました」と新婦。久々の再会でも、時間が巻き戻ったよう。わちゃわちゃと楽しくてどこか懐かしい。そんないとしい時間が流れていった。
パーティの幕開けは晴れやかに。「よいしょ!」の掛け声で、両家の親と鏡開き
和食の繊細な味わいと、フレンチの華やかな盛り付けを融合した美食は同館ならでは
新婦兄夫婦と共に、だるまケーキに目入れ
挙式リハーサルも本番も、新郎の目には涙。「涙をこらえる彼の姿が、忘れられない思い出になりました」
結婚式の2日後は新郎の誕生日。トラック運転手の新郎らしいトラックケーキを用意して、ゲストと一緒にお祝いした
赤やオレンジなど、秋の色合いを表現したアートフラワーの装花
挙式では大和くんがリングボーイに。かわいい泣き声にも、ゲストがほっこり
チャペルからエントランスまで、ゲストが花道を作ってふたりの門出を祝福した
サンクスバイトのサプライズに、新婦祖母が「最高です!!」。3人で仲良く手を繋いで万歳!
プロポーズの時の思い出の小物入れを、新婦祖母がリングピローにリメイク
美しい彫刻を施した欄間や日本庭園を望む縁側など、歴史が宿る和の空間もゲストへのおもてなしに
長野県小諸市在住
坂田槙一朗さん(27歳)
未加さん(26歳)
挙式日:2023年10月8日
会場:料亭 音羽(長野県)
結婚に向けた準備中に、息子・大和くんを授かったふたり。出産を経て、家族3人で結婚式当日を迎えた。
※ゼクシィ長野・山梨版2024年3月号より転載
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