【結婚式レポートin静岡県】偶然同じ故郷でした。地元の祭りは外せません
全員参加の華やかでにぎやかな演出が次々と
同級生で同じ浜松市在住。お互いの実家は車で15分の距離だった。そんなことは何も知らずに出会ったふたり。その瞬間、同時に恋に落ちた。「運命の出会いってこういうものなのかもしれません」。その流れに逆らうことなく、1週間後には交際が始まっていた。
「昔から結婚式への憧れがありました。ナチュラル系ではなく、王道の『お城』『プリンセス』『ピンク』をキーワードに夢のような一日にしたくて」と朋実さん。一方の卓磨さんは、野球一筋の人生。体育大学でも野球部に所属しており、苦楽を共にした部活仲間を大勢招待したかった。さらに、浜松市民が一年で一番熱くなる「浜松まつり」。毎年家族全員で参加してきたが、ここ数年は見送られていた。その祭りを、同じ町内の“組”の仲間たちとここで再現したかった。気付けば招待客は90名超えに。「ふたりの“やりたい”をすべて詰め込んじゃいました」とふたりは笑う。
親族全員参加のファミリーミートからスタートした当日。すべてのシーンで大勢のゲストから歓声が上がり、その輪の中にふたりがいた。決してふたりの“やりたい”だけではなかった。「やっぱり結婚式ってこうでなくちゃ!」。ゲストからそんな声も聞こえてきた。
母に宛てたメッセージDVDを流した後、扉が開くと祖父と母の正面に朋実さんの姿が。感動的な挙式のオープニング
ウエルカムボードは、朋実さんの姉が描いた似顔絵
母と祖父が朋実さんの元へゆっくりと向かい、ベールダウン。「母が一人で私と姉を育ててくれました。わがまま言ってばかりでごめんなさい」。朋実さんは母に伝えた
卓磨さんの親戚の娘と朋実さんのおいがリングキッズに
「いつも新しい世界を教えてくれる母です」と卓磨さん。当日の司会は母の友人が担当
大歓声の中、盛大に行われたファミリーミート
全員参加の「LINE早送りゲーム」。皆真剣そのもの
ウエルカムスペースに飾った野球部のユニホーム
大学野球部のエールを野球部仲間たちと披露
余興のメインでは親も法被を着て皆と踊った。最後は組仲間が円陣を組んでふたりを祝福した
長い階段でのフラワーシャワーとプールでのドロップ&フライ。朋実さんが理想としていた華やかな演出
ゲストのテンションが上がったデザートビュッフェ
静岡県浜松市在住
板垣卓磨さん(30歳)
朋実さん(31歳)
挙式日:2023年4月15日
挙式・披露宴会場:ル・グラン・ミラージュ
招待客:95名
2020年1月末に出会い、すぐに交際スタート。2023年2月に婚姻届を提出。ふたりとも生粋の浜松っ子。
※ゼクシィ静岡版2023年10月号より転載
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