
【結婚式レポートin東京都】家族全員でバージンロードを歩く夢が叶いました

生み育ててくれた家族のありがたさをかみ締めて
結婚式の準備期間中、親ギフトのウエイトベアが自宅に届くと、ふたりはその重さを両腕に感じながら、「重いね。生まれた時、どんな気持ちだったんだろうね? 苦しかったかなぁ」と話しながら、生み育ててくれた親の軌跡に思いをはせながら、その日々があったからこそ、今日がある感謝を伝えられる結婚式にしたいと心に誓った。
新婦家は、いつも笑わせてくれる祖母、ツッコミ担当の母、自由気ままな叔父の4人家族。個性豊かな面々が一丸となって歩んできたからこそ、この家族全員でバージンロードを歩きたいとロビー挙式ができるホテルを会場に選んだ。
披露宴では、音大出身のゲストにピアノの生演奏を依頼。彼は食事中や再入場のBGMにとどまらず、新郎父からリクエストされていたお祝いの歌の伴奏まで引き受けてくれた。おかげで、父の歌に照れくさくて視線の定まらない新郎を横目に、「泣いて歌えないかもしれない」と言っていた父は伸びやかに歌い上げ、祝いの席に花を添えた。
親への記念品贈呈では、新婦のみウエイトベアに加えて母への勲章を用意。今、実家には、元警察官だった亡き祖父の勲章の隣に、母の勲章が飾られているという。
新婦が「母の日」に決まってプレゼントしていた「青いバラ」をブーケに。ブーケトスはまさかの2階から!
中座エスコートは最愛の母をサプライズ指名
白を基調とした披露宴会場は天井が高く、ロイヤルブルーのテーブルクロスと相まってエレガントな雰囲気
新郎友人のお笑い系ユーチューバーの余興に手をたたき笑う新婦
新郎から新婦へサプライズで花束をプレゼント。「今までプレゼントもリクエスト形式で、サプライズとは縁がない人だと思っていたのに……。晴れの日に初めてのサプライズ、すごく嬉しかったです」と新婦
念願の家族全員で歩むバージンロード
吹き抜けの広いホテルロビーが大聖堂に
新郎母の旅行土産だったベア。衣裳を着せてウエルカムスペースに飾った
インクで街じゅうを塗りまくるオンラインゲームが好きなふたりは、カラーチョコレートをインクに見立ててドリップケーキに
新郎父の心に響く熱唱
伝統フレンチを現代風に昇華したコース料理
ふたりの元を絶え間なく訪れるゲストたち

東京都大田区
笠井 凌さん(29歳)
智美さん(26歳)
挙式日:2023年3月19日
会場:第一ホテル東京
ゲスト数:58名
大学時代のインカレサークルで出会ったふたり。一緒にいると落ち着く長き友人期間を経て交際5年で結婚。
※ゼクシィ首都圏版2023年10月号より転載
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