
【結婚式レポートin愛知県】家族へありがとうの気持ちを素直に伝えられました

緑あふれる庭園を眺めながら過ごす和やかな時間
ドラッグストアに薬剤師として勤務する里絵さんが、来店した紘也さんに目薬を勧めたイベント“目薬アタック”が出会いのきっかけ。里絵さんにひと目ぼれした紘也さんが、購入後いったんは店を出たものの、やっぱり……と再び店に戻り、その日にアプローチ。「ご縁ってそんなものなのかもしれませんよね」と里絵さんは笑う。その後デートでよく出かけていたのが徳川園だった。里絵さんの親も大好きな庭園。結婚式は迷うことなくこの場所に決めた。
父と母と3人で入場した里絵さん。医師の父は厳格で、幼い頃から勉強も付きっきりだった。「とにかく怖くて、話もできなくて。そのうち私が反抗期になるとさらに会話が少なくなり、今でも何となく距離を感じるんです。ただ反抗しながらも薬剤師の道を選んだのは、今思えば父の影響が大きかったんでしょうね。父はシャイで気持ちをうまく伝えることが苦手なんですよね」と里絵さん。挙式では終始凛とした表情だった父も、母が里絵さんに勧めたという菓子まきでは母と盛り上がり、祝宴では自ら進んでゲストと談笑。喜びを隠しきれないような父の心からの笑顔を見た里絵さん。「とても嬉しい一日になりました」と静かに語った。
披露宴では庭園をバックにテラスから入場。当日は雨だったが濡れた緑が色鮮やかだった
「いつでも全力で応援してくれる母です。くじけそうになるといつも母が背中を押してくれました」
猫を飼っているふたりに、里絵さんの弟が飼い猫によく似ている置物をプレゼント。ウエルカムスペースに飾られた
「披露宴の景気付けに!」と、鏡開きでは金銀のクラッカーが宙を舞った
紘也さんの父のユニークな謝辞に母もゲストも大爆笑。明るいお開きとなった
里絵さんのいとこが連弾で演奏を披露。祝宴に花を添えた
オリジナルののれんがゲストを迎えた
満面の笑みの里絵さんとは対照的に緊張の面持ちの父
サンクスバイトでは里絵さんの弟と紘也さんの姉をサプライズで呼んだ
祝宴も後半になると里絵さんの父の表情も和らぎ、この笑顔
招待状の返信と一緒に好きなスイーツを選んでもらい、上位の3種類を当日ふたりがサーブした
ピアノ講師の紘也さんの母が、里絵さんの手紙朗読のバックで演奏

愛知県名古屋市在住
渡邉紘也さん(33歳)
里絵さん(28歳)
挙式日:2023年4月30日
挙式・披露宴会場:ガーデンレストラン徳川園
ゲスト数:70名
2020年ドラッグストアで出会い、2カ月後に交際スタート。2022年婚姻届提出。現在は同じ病院に勤務する。
※ゼクシィ東海版2023年9月号より転載
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