【結婚式レポートin新潟県】青空とみんなに見守られ幸せな時間が始まりました
続くサプライズに泣いて笑って会場が一つになった
新潟縣護國神社で神前式で愛を誓ったふたりは家族やゲストが待つ参道へ。緊張が解けて笑顔になった新しい夫婦に、祝福と折り鶴シャワーが降りかかる。「おめでとう」に交じる「痩せたね!」「かっこいい」の声に新郎は大テレ。実はこの日のために半年かけて20kg減量したのだ。「学生時代の友人や親戚は相当驚いていました。今日一番のサプライズかも」と笑う。すらりとした新郎とあでやかな新婦にみんなが大きな拍手を送った。
新婦もまた変身サプライズを決行。カラードレスへのお色直しで、長い髪をバッサリと切って登場し、新郎とゲストを驚かせたのだ。「今日まで彼にも家族や友人にも支えてもらいました。だから感謝を込め、楽しんでもらえる結婚式を計画したんです」
実はサプライズはもう一つ。親友が奏でるピアノの調べにのせて、新郎が新婦に愛を誓う手紙を朗読。「びっくりして恥ずかしくて、でもうれしかったです」と新婦。続くサプライズにゲストの盛り上がりも最高潮に。
お開きが近づき、ふたりの行く末を楽しみにしながらも急逝した新婦の父の映像が見守る中、新婦が感謝を語り始めた。笑顔と涙に満ちた一日が終わろうとしていた。
新潟の地酒で鏡開き。料理にも取り入れ、新潟らしくおもてなしを
ウエディングドレスにお色直しした新婦は伯父と共に再入場し、新郎の元へ。この時、会場内には新婦の亡き父の歌声が流れていた。「父も一緒に歩いているように感じていました」
神主や巫女に導かれて参進の儀を
手紙の朗読に合わせて、父の写真を投影
家族や友人がシャワー用に1000羽の鶴を折ってくれた。「結婚式の1カ月前に僕が単身赴任してしまったので、周囲の人たちにどれだけ助けてもらったことか。感謝しかありません」と新郎
話し手は94歳の新郎の祖父。笑いを取りつつ場を盛り上げてくれるスピーチに、会場は大いに盛り上がった
披露宴の後半は、新郎の親友が演出に合わせて選んだ約20曲を演奏。新郎のサプライズの手紙朗読では、オリジナル曲を作って渾身(こんしん)のサポート
お色直し中に、自分でロングヘアを肩の長さにバッサリとカット
挙式後には白いハトを飛ばした
中・高時代のバンド仲間の演奏に新郎も飛び入り
新潟県新潟市在住
細田裕太さん(28歳)
友梨さん(29歳)
挙式日:2022年5月28日
挙式会場:新潟縣護國神社(新潟県)
披露宴会場:迎賓館TOKIWA(新潟県)
2018年に職場で出会い、2020年に交際がスタートした。2021年8月の新婦バースデーにプロポーズ。
※ゼクシィ新潟版2023年7月号より転載
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