【結婚式レポートin東京都】今日の晴れ姿と大切な人たちを記録と記憶に刻みました
似顔絵師を招き今日の思い出を一枚の絵に
「格式張らない、自由な結婚式」にしたいと、品川プリンスホテル内のレストラン「DINING & BAR TABLE 9 TOKYO」を披露会場に選んだふたり。地上約140mに位置する見晴らしの良さもさることながら、中央に配されたオープンキッチンで躍動するシェフたち、立ち上る香りが食欲をそそる。「おいしい料理をゆっくり楽しんでもらいたくて、食事の手を止めてしまう演出を極力なくしました」。その代わり、ふたりは各テーブルを回ってゲストに直接、感謝を伝えた。その際、新婦は「帰ってから読んでね」と一人一人に、思い出と感謝をつづった手紙を渡した。
ふたりとは別で、ゲストの元を巡っていたのは似顔絵アーティスト。新郎新婦をはじめ参列者全員の似顔絵を一枚の絵にして額装。披露宴終盤でふたりからみんなにお披露目した。「この日にしか残せない絵です。亡くなってしまった祖父母や実家でお留守番している猫、尽力してくれたプランナーさんやメイクさんも描いてもらいました」
帰路に就いたゲストから手紙の返事と共に送られてくる、口を大きく開けて笑っている写真の数々。「結婚式なのに、いつもの私らしくいられたことが嬉しかったです」
「かしこまってしまうから」と花嫁の手紙ではなく、新郎新婦共に親への思いを語ったVTRを上映。直後の記念品贈呈で、感極まっている父母を見てもらい泣き
披露宴開宴までの待ち時間も外の景色に見とれ時を忘れるゲストたち
ファミリーミート。「晴れ姿をお披露目することができて嬉しかったです」
玉手箱のような二段重の前菜と天然マダイの魚料理。温かい料理は器まで温かいレストランの気遣いにゲストも感動
披露宴オープニング。その後迎賓スタイルでゲストを招き入れた
会場の華やかさを際立たせるため、装花はモノトーンでまとめた
挙式は新郎の意向でオーソドックスな教会式に
席札だけでなくナプキンも持ち帰り可
お色直し中座は妹と。子どもの頃、2人でよく見たアニメのテーマ曲で退場
「自分の似顔絵を描いてもらっている様子を後から動画で送ってくれたゲストもいました。みんな楽しんでくれたみたい」
「心のこもった手紙をありがとう」と長文メールをくれたゲストも。「改めてありがたさが募りました」
神奈川県川崎市
船橋俊樹さん(26歳)
友里さん(26歳)
挙式日:2023年1月21日
会場:品川プリンスホテル
ゲスト数:60名
高校時代、同じ陸上部に所属するもあいさつしか交わさなかったふたりが、社会人になって再会&結婚。
※ゼクシィ首都圏版2023年7月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 東京都