
【結婚式レポートin愛知県】両親も姉もここで挙式。家族の思い出をまた一つ

バレエ人生を支えてくれた全ての人に感謝を
プロダンサーとして東京のバレエ団で活躍していた華子さん。高校でバレエ留学も経験し、文字通りバレエ一筋の人生を送ってきた。支えてきたのが父と母、そして恩師や仲間だった。「両親も姉夫婦もここで挙式をしました。老舗ならではの重厚感と安心感はさすがです」と華子さん。やはりここを門出の場所に選んだ。
落ち着いた雰囲気のチャペルは華子さんの一番のお気に入り。挙式は幼い頃からバレエ教室への送迎をしてくれた母からのベールダウンで始まった。2人を温かなまなざしで見守る華子さんの父は、この日、この時だけ少し寂しそうな表情を見せた。奇をてらわず、親や姉と同じような王道の披露宴を希望したふたり。クリスマスシーズンにふさわしいキャンドルサービスも取り入れた。メインの余興は華子さんが所属していたバレエ団仲間による踊りの披露。舞台のような照明で華やかに舞う友人の中に、突然飛び込んできた航さん。「え! 航君!?」と親族席から驚きの声。航さんはこの日のために華子さんとこっそり練習を重ねていた。「ゲスト全員へのサプライズでした。一番盛り上がりましたね」と笑う華子さん。ふたりらしさ溢れる余興に大歓声と拍手が響いた。
プリンセススカートのドレスと購入したティアラがチャペルに映えた
航さんは中座のエスコート役に父を指名。嬉しそうな父の笑顔が印象的だった
華子さんのいとこが歌の余興で祝宴に花を添えた
華子さんのかつてのバレエ団仲間の余興。最後の20秒だけサプライズ参加した航さんは見事な踊りを披露。「すごい!」とあちこちから感動の声が響いた
リングボーイは華子さんのおい。かわいい!の声に引き寄せられ、女性ゲストに渡そうとして、チャペル内に笑いが起こり和やかな空気に
ウエルカムボードは華子さんの愛犬も一緒に撮影した前撮り写真
航さんと華子さんの姉夫婦は同じ工作機械メーカーに勤務。技術担当の姉と義兄がオリジナルに作成した名前とイラスト入りのスプーンをプレゼント
再入場後はオーダーしたドレスとタキシードでキャンドルサービス
華やかさの中にも重厚感のあるバンケットでの祝宴
装花はクリスマスカラーで
親への記念品は体重米。華子さんの母はしっかりと抱き締めていた

愛知県東海市在住
宮崎 航さん(25歳)
華子さん(28歳)
挙式日:2022年12月3日
会場:名古屋観光ホテル
ゲスト数:90名
華子さんの実家でのBBQ大会に華子さんの義兄が後輩の航さんを呼び出会う。華子さんはバレエ教室を主宰。
※ゼクシィ東海版2023年4月号より転載
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