【結婚式レポートin東京都】いつもの自然体で、いつもの距離感でゲストと一緒に過ごしたい

結婚式への参列経験がない新郎にとって、自分の結婚式が初めての結婚式となった。「プランナーさんとの打ち合わせでも『そんな当たり前のこと聞く!?』というくらい何も知らなくて新鮮でした（笑）」と新婦。ふたりが目指したのは「私たちらしく自然体で、できる限り長い時間をゲストと共に過ごす結婚式」。余興はもちろんお色直しまで省いて、ゲストとの会話や写真撮影を楽しんだ。結果、初めての結婚式を終えた新郎は「結婚式は絶対にやった方がいい！」と周囲に勧めまくっているとか。
当日、スピーチを弟に頼んだ新婦。「実家の秋田にいて、離れて暮らす4つ下の弟とは、異性の姉弟ということもあってか、大人になってからはあまり話もしなくて……。でも、だからこそ、この機会を大切にしたくて」。スピーチ依頼のLINEに既読はついたものの、弟からは当日まで返信すらなくハラハラした。しかし、そんな弟のスピーチは、今ここでしか伝えられない深い愛情と感謝に溢れていて、新婦だけでなく、その場にいる全員の胸を震わせた。「後日、弟から『スピーチをさせてもらえてよかった』と初めてのメールをもらいました」。ふたりの結婚式は、姉弟の絆まで固く結び直した。

自然体を目指したふたりらしく、挙式からリラックスした表情

新婦弟のスピーチ。スピーチ前から涙する新婦側のゲストたち。「子どもの頃、弟ともよく遊んでくれた友人たちです。私と同じくらい喜んでくれて、嬉しかったです」

料理は肩肘を張らずにお箸で食べられる和フレンチを選んだ

ファーストミートで娘の晴れ姿を見た瞬間の父母

久々に会うゲストも多く、ふたりを囲んで話が尽きない

結婚式を決めてすぐ、パーソナルカラー＆骨格＆顔タイプ診断に行ったふたり。その結果を基に衣裳や装花を選んだ。「エレガントな大人顔」に合わせてオーガンジーレースのドレスをチョイス

母の頬に涙が光ったベールダウンセレモニー

「準備期間中、ゲスト一人一人の席札にメッセージを書いていたら、昔のことが次々と思い出されて懐かしい気持ちでいっぱいに」と新婦

貸し切り会場のため、披露宴中も自由にチャペルに立ち入ることができた。歓談中、チャペルに移動してゲストと記念撮影

Profile

神奈川県横浜市
奥井大登さん（26歳）
やよいさん（27歳）

挙式日：2022年9月19日
会場：L2126
ゲスト数：39名

同じ会社に勤めるSEのふたり。休日は朝早くから出掛けて、美術館巡りや旅行などを楽しんでいる。

※ゼクシィ首都圏版2023年3月号より転載

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