【結婚式レポートin静岡県】ふたりが暮らす街をみんなに見てもらいたくて
遠来のゲストを佐鳴湖の湖畔でもてなす結婚式
卓也さんと明日香さんは笑顔で「結婚式で一番楽しみだったのは、家族と親族に会えること!」と声をそろえた。それもそのはず、ふたりの地元は浜松市から遠く離れた栃木と茨城。「友達に会うのも久しぶりです」と明日香さん。みんなに大好きな浜松の良さを伝えられる景観の良い場所を選び、アットホームでかしこまらない、ゲストとの距離感の近さも意識した。
会う回数は数えるほどなのにいつも可愛がってくれる“佐賀のおじいちゃん”に会えることがとても楽しみだった明日香さん。「いつもニコニコしていて、小さな頃からサンタクロースみたいだって思っていました」。お色直し中座のエスコートをお願いすると、祖父はいつものようににっこり。明日香さんの手を取りゆっくり歩き始めた。一方の卓也さんはエスコートに父母を指名。「自衛隊入隊を許してくれてありがとう。おかげで大好きな飛行機に毎日触れて、浜松に赴任したおかげで明日香さんにも出会えました」。結びのあいさつで父母にそう伝えた卓也さん。「けじめの部分はしっかりと、それ以外は笑いのある時間にしたい」。事前にふたりが話していた通り、ゲストとの絆を結び直す温かな結婚式となった。
挙式後は佐鳴湖や浜松の街が見渡せるガーデンでフラワーシャワーとバブルシャワーを行った
自衛隊の儀礼服を着る新郎を「ファーストミートしたくて」とチャペルで待っていた新婦。肩をトントンされてこの笑顔に
任命した子どもフォトグラファーがたくさんの幸せな写真を撮影
星空のようなドレスに自分で用意したヘアアクセサリーを合わせた新婦。ゲスト卓を回って果実酒作りに協力してもらった
めいが張り切ってフラッグガールに
ブーケはフラワーショップに通って制作。生花が苦手なためドライフラワーに
新郎は父母とお色直し中座を行った。人選を考えた時、「自然と父母の顔が思い浮かんで……」と、子どもの頃のような笑顔に
ガーデンでは記念撮影やデザートビュッフェを行った。三ケ日みかんのアイスやクラウンメロンのタルト、袋井のいちご章姫など地元感たっぷりに
プチギフトは浜松の銘菓。タグにはプロである新婦の母のイラストとQRコードを付け、披露宴後も動画を楽しめるようにした

静岡県浜松市在住
林田卓也さん(27歳)
明日香さん(27歳)
挙式日:2022年9月18日
会場:THE ORIENTAL TERRACE HIDEAWAY(ジ オリエンタル テラス ハイダウェイ)
ゲスト数:38名
同じ北関東出身ということが分かり意気投合、交際へ。新郎は昇進後にプロポーズをと考え、仕事に励んだ。
※ゼクシィ静岡版2023年2月号より転載
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