【結婚式レポートin東京都】ふたりの源流を知ってもらい親に感謝を届けて、いざ出発
らしさ全開!結婚式テーマはアドベンチャー
社会人2年目で起業した新郎は好きなことに没入タイプ。多趣味な新婦も好奇心旺盛で天真らんまん。そんなふたりが出会った日、才能について会話を弾ませ自分の強みを見つけるWeb診断を。結果は真逆。彼は黙々と考えるのが得意で、彼女はコミュ力抜群。強みが凸凹のふたりは恋人になり、婚約前には“結婚を後悔しない本”を手に子育てや親のことなど4カ月も話し合った。「とはいえ現実は変化するだろうから、その都度、話し合える夫婦でいられるよう向き合った最初です」
式のテーマは好奇心旺盛なふたりらしくアドベンチャー。準備はけんか勃発で荒波の船出だったが、話し合いで乗り越え当日を迎えた。ゲスト卓は海に浮かぶ架空の島に見立て、ゲストメッセージは海に放つタイムカプセル風の瓶に入れ早くもみんなワクワク。さらに新しい挙式スタイルに出会うことに。それは親に誓う親誓式。新郎親は「生き物好きで部屋中でキノコの胞子を培養した」と息子を、新婦親は「満面の笑みで幸せにしてくれた」と娘を紹介。親ギフトからは命名書など思い出の品々が出てきた。ふたりの源流を知ったゲストは、改めてその強みにほれぼれ。夫婦の冒険の始まりにエールを送った。
挙式はそれぞれ親と入場して両家が向き合い、両家の父と母が握手を交わすとふたりは祭壇へ。親はわが子の成長を語り、誓いの言葉を投げかける。ふたりから親へ、感謝のギフトボックスを贈るセレモニーも行った
新婦友人のピアノ演奏で、新婦父と新郎がデュエット。「パパの歌声が大好きで、歌が上手な彼を選ぶきっかけになったのかも」と新婦
12歳年下の妹は、当時小学生だった新婦が命名。一緒に中座して家族で記念撮影
結婚式はゲストの出会いの場にしたくて、全員を紹介。新郎恩師と起業家仲間が繋がり、後日、大学で登壇することになった
心弾む料理も好演出
ファミリーミートでは「娘と思えないぐらいきれい」と新婦父、「とっても似合っている」と新婦母。新郎母は「今日は凛々しく見える」
エンタメ感満載の結婚式、終始会場は一つに
新婦友人スピーチに、新郎まさかの涙
「しんどいとき」「20年後」「記念日」に開ける、ゲストからのOpen When Letters
架空の島に見立てたゲスト卓。謎、馬、橋などふたりにまつわる島名を付けた

神奈川県川崎市
長屋智揮さん(30歳)
佳怜さん(26歳)
挙式日:2022年8月28日
会場:アーフェリーク白金
ゲスト数:77名
小学生で生き物係に没入した新郎は今も自然大好き。新婦はダンス、ボードゲーム、謎解き、乗馬と多趣味。
※ゼクシィ首都圏版2023年2月号より転載
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