【結婚式レポートin静岡県】彼女のドレス姿が見たい。結婚式はそこが始まりでした
挙げるなら楽しく皆に感謝を伝える明るいパーティに
新郎の孝昌さんは「結婚式は挙げても挙げなくても良かったけど、彼女のドレス姿は見たいと思ってたんです」と話す。ふたりの間で「なら、挙げよう」と一致し、話は一気にリアルになった。いつの間にか孝昌さんの気持ちも演出の一つに織り込まれ、カラードレスのファーストミートは披露宴中、ゲストの前で行うことに。新婦の七海さんが未知のドレスを着て少しずつ近づいてくる気配に、胸の高鳴りと期待を隠せない孝昌さん。親友たちが「僕らも引くくらい七海さんにデレデレ」とからかっても動じない、確かな気持ちがそこにあった。
いろいろな趣味を楽しんでいるふたり。新郎の孝昌さんはキャンプや釣り、サーフィン。七海さんはヨガの資格を取得しにニューヨークに留学したことも。ふたりともダイビングのライセンスを所持し、披露宴開始の映像は伊豆の海で撮影した。それぞれの世界で芽生えた人間関係をずっと大切にしているふたりは結婚式当日も多くの人と笑いと涙を共有した。ドレス姿が見たいという彼の思いがきっかけだった結婚式は「ここが人生のスタートライン」と話すほど意味のあるものに。エンディングの映像には全ゲストの名前を配し、思いを込めた。
一人一人と視線を合わせ披露宴会場へ入場するふたり
おそろいの赤いネクタイは新郎も所持。親友の結婚式では必ず締めるトレードマーク
お色直しの中座エスコートに親友をサプライズ指名。「彼女の結婚式の時に私が指名されてとても嬉しかったから」
お互いの勤め先の社長に感謝を込めて4人で鏡開きを行った。たる酒は新郎の先輩からのプレゼント
親へのギフトは生まれた時の体重米。両家の母が栃木出身なので、栃木に住む祖父にお米を送ってもらい、思いを込めた
装花は夏らしく熱帯の花材に
グリーンに囲まれたチャペルにひと目ぼれ
ふたりを引き合わせた友人にサンクスバイトを
働きながら女手一つで育ててくれた母の代わりに、ずっとごはんを作ってくれた姉と遊んでくれた兄と中座
プロポーズの時の花束は、新婦がドライフラワーにしてウエルカムスペースに
新婦の親友のチーム「女神」と新郎が新婦に映像のプレゼントを
誕生日が近いゲストにはバースデープレートを用意

静岡県浜松市在住
田中孝昌さん(33歳)
七海さん(32歳)
挙式日:2022年7月16日
会場:アーセンティア迎賓館浜松
ゲスト数:91名
互いの友人も合わせ4人で行ったショートゴルフがきっかけとなってふたりで遊ぶようになり、交際へ。
※ゼクシィ静岡版2022年12月号より転載
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