
【結婚式レポートin静岡県】留学中に憧れたロイヤルウエディングのように

上質で、本当に気に入ったものに囲まれた時間を
新婦の伊代さんが最良の一日のために選んだウエディングドレスは、サテンの質感が気品のある一着。伊代さんも新郎の涼平さんも、普段から流行を意識するより、自分が気に入った上質なものを長く使いたいタイプ。ドレスもそうだった。「絶対にツルツルの生地のサテンが良かった」という伊代さんの胸の内には、イギリス留学中に憧れたロイヤルウエディングがあった。かの国の王室のように、上品でありながら広く国民から愛される、そんな雰囲気を結婚式に取り入れたかった。
きらめくシャンデリアに映える、豪華な装花もこだわりの一つ。白い花を使いたくて選んだのは、ピオニー、シャクヤク、アナベル、そしてコチョウラン。フローリストと打ち合わせをするうちに「すっかりお花に詳しくなりました」と伊代さん。そのかいあって、親族に「お花を褒められたんです」ととても嬉しそうな笑顔になった。
お互いの友人たちの愛あるスピーチや、婚礼料理を頬張るゲストの様子。何より、ニコニコと終始幸せそうな父母の姿に胸がいっぱいに。伊代さんは反抗期もなく、ずっと親と仲がいい一人っ子。「誠実な人と結ばれた私を、心から祝福してくれました」
「幸せになってね」。ベールダウンのときに母から掛けられた言葉が忘れられない
お互い一人っ子で兄妹のように仲がいいいとこの娘がリングガールに。「めいのように可愛がっています」と新婦
新郎友人はお祝いのスピーチでもさらっと会場の笑いを誘う話術の持ち主
挙式からアフターセレモニーまで身に着けていたティアラは思い入れがあって購入したもの。イギリスのブランドで、現地のバイヤーに依頼して送ってもらった
新婦のために農業を営む友人が花を育てるところから準備したトルコキキョウのブーケ
披露宴のフィナーレ近く、新郎から「いつもありがとう」とバラの花束のサプライズが!
キャンドルサービスの代わりに高砂席の横で光の演出を行った
ゆったりと歓談がメインの披露宴に。水色の高砂席もロイヤルウエディングの雰囲気に一役買った
何度も一緒に旅行に行き、のんびりしたところが似ている親友。豪華な振り袖と帯にお祝いの気持ちを感じた
嬉しそうな父母の姿が何よりのお祝いに

静岡県富士市在住
辻村涼平さん(27歳)
伊代さん(26歳)
挙式日:2022年6月11日
会場:ホテルグランヒルズ静岡
ゲスト数:70名
同期として神奈川県の支社で出会い、信頼関係が深まり交際へ。横浜や小田原のデートが楽しい思い出。
※ゼクシィ静岡版2022年11月号より転載
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