【結婚式レポートin石川県】ゲスト一人一人と向かい合い感謝を伝えられました
親族と友人たち、それぞれに合ったおもてなしを工夫
ゲストにくつろいで過ごしてもらえる結婚式にしたいと思っていたふたり。親族は子どもから高齢者まで年代が幅広く、友人たちも一緒だとお互いに気を使わせてしまうかも、と考えて選んだのが二部制ウエディングだった。
1部は親族との食事会で、娘2人と共に入場し、長女の好きなお菓子を当てるゲームを取り入れるなどファミリー婚の趣に。2部は友人たちとの記念撮影や歓談を中心にしたカジュアルなパーティ。ゲストを分けたことで、一人一人と話せる時間をしっかりとることもできた。
また、おもてなしの要となる料理には特に気を配った。年齢が高めの1部と若い友人たちの2部で食事の量やメニューの一部を替えたり、妊婦のゲストたちにはあらかじめ料理の希望を聞いたり。さらに、コロナ下で減ってしまった外飲みの楽しさを少しでも味わってもらおうと、ビールサーバーも設置した。ふたりのこまやかな配慮はゲストに喜ばれ、みんなリラックスムード。アットホームな中で話も弾み、新郎側と新婦側のゲストが笑顔で歓談している姿を見て、とても嬉しかったと新婦。ふたりを真ん中にして人と人との輪が広がっていく温かなウエディングになった。
2部での中座はふたり一緒なので、エスコート役も仲良しの友人夫妻にお願いした
ビールサーバーを2台設置。自由に使えてゲストに好評
1部と2部の間に全員参加の人前式を挙行。リングガールを務めた長女の成長ぶりに「感無量!」と新婦
ゲストからのメッセージが記されたハート形のパーツを専用ボードに入れた「ハートドロップス」。コロナ下で招待できなかった県外の友人が送ってくれた分もあり、みんなの“祝福”が詰まっている。挙式でふたりのハートパーツもプラスして、結婚証明書にした
2部では、ふたりの幼い頃の写真を当てるクイズで盛り上がった
1部の入場シーン。家族4人の幸せな姿を披露
長女が食べたいと言うお菓子を当てるクイズ。選択肢は全て長女が好きなお菓子なので、どれを選ぶかは彼女の気分次第♪ 当選者にはお菓子の詰め合わせをプレゼント
滝のように流れるいちごがインパクト大
コロナ下で2回延期し、ようやく叶った結婚式。嬉しさとともに、参列してくれたゲストに感謝の思いが溢れたふたり
石川県金沢市在住
土肥翔大さん(32歳)
雅子さん(28歳)
挙式日:2021年9月26日
会場:アニバーサリークラブ フラワーガーデン(石川県)
同じ職場で出会ったふたりは交際1年で結婚。出産や子育て、コロナでの延期を経て、4年後に結婚式を実現。
※ゼクシィ富山・石川・福井版2022年10月号より転載
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