【結婚式レポートin岩手県】こんなに楽しい時間が1日に2回もあるなんて!
一人一人の顔がよく見える二部制スタイル
前夜に降った季節外れの雪がすっかり消え、すがすがしく晴れ渡った4月末の北上市。この日を待ち望んでいた賢太さんと亜希穂さんは、鮮やかな緑の中でリラックスした表情を見せていた。ふたりに拍手を送るのは、ずっと近くで見守ってきた家族や親族。会場となったキャンプ場に小さな祭壇を作り行われた人前式は、お互いへの手紙で愛を誓うなど温かみのあるセレモニーに。屋外での乾杯後、敷地内のレストランに移ってからは、一つのテーブルをゲストが囲み、全員の顔が見える食事会を開催。常に和やかな笑い声が響き、自宅に招いたような心地良い空気に包まれていた。
お世話になった親族にも、大好きな友達にも、楽しい時間の中で結婚を報告したいから、ふたりは二部制を選択。友達を招いた立食パーティでは、屋内外を移動しながらおしゃべりや食事を楽しむ自由な時間に。いざ演出が始まると、会場は一体となって盛り上がり、タキシード&アンティークドレスから白のオールインワンへお色直しした際は、「かわいい!」の声でいっぱいに。婚姻届の提出から約2年。自分のことのように喜ぶ友人と多くのカメラに囲まれ、ふたりはお開きの瞬間までとびきりの笑顔を見せていた。
ゲストとの集合写真は、雲一つない快晴のガーデンで
前撮り中のふたりなど、思い出の写真を飾ったウエルカムスペースは、ミラーウエルカムボードや家具、小物でアンティークな雰囲気に
結婚証明書は、家に飾ることを前提にアート性のあるものをチョイス。第1部の終盤では、証明書と同じ絵柄が入ったカードで、ふたりがそれぞれの親に感謝を伝えた
かわいいマッチ箱に入った紅茶がプチギフト
家でゲストをもてなすように、食後はふたりが入れたコーヒーをサービス
両家母へのインタビュー動画にふたりもゲストも大笑い
会場はアウトドア施設のレストラン。大きな窓の外は大自然
フリータイムは、外のハンモックに揺られながら談笑も
テーブルセンターにグリーンのガーランドをあしらって、くすみカラーの花を装飾
ふたりで前日に作った木製パレットのウエルカムボード
たき火を眺め、癒やされながらおしゃべりタイム
「亜希穂と結婚してよかったー!」。新郎から新婦へ、手紙と花束のサプライズ
岩手県北上市在住
堤内賢太さん(27歳)
亜希穂さん(26歳)
挙式日:2022年4月30日
会場:the campus ~トロイカの森~(岩手県)
プランニング:Une seule(アンスール)
ふたりは高校の先輩後輩。卒業後に交際を始め、その大半が遠距離恋愛。デートは一大イベントだったそう。
※ゼクシィ青森・秋田・岩手版2022年10月号より転載
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