【結婚式レポートin愛知県】音楽と料理とアート。すべてに心躍る時間でした
肩の力を抜いて笑い、語り合った大人のパーティ
デートはもっぱら美術館巡り。美咲さんが好きな画家はマティスとクリムトなどで、会場の壁に掛けられた大きなゲルニカの絵を見て、「この絵をバックに高砂席を作りたい!そしてふたりの好きなこと、好きなもの、何より好きな人たちでこの空間をいっぱいにしたいと思いました」と美咲さん。「結婚式だからといって、何か特別に自分たちを演出するのではなく、いつも通り、ありのままに、ふたりらしいおもてなしでゲストに楽しんでもらうのが一番!というのがふたりの式のテーマでした」と敬太さん。
会場に入ってすぐ、ずらりと並ぶ懐かしいレコードの席次表。祝宴会場に入ると、テーブルにはこれもまた懐かしいカセットテープを模した席札。そばには、美咲さんが大好きなマティステイストの絵でラッピングしたインスタントカメラが。リラクシーな音楽が流れる中、ふたりとゲストが織りなすグルーブ感に会場が沸いた。そんな中、静かにそして温かなまなざしで美咲さんを見つめる父。一回り以上離れた末っ子の美咲さんを溺愛し、美咲さんの写真をいつも背広に入れていた。記念品に体重米を渡されると、何度も何度も確かめるように抱え直していた。
美咲さんこだわりのドレス。母手作りのパール付きのベールも美咲さんのリクエスト
「チャペルのバージンロードを歩くのは照れくさい」と美咲さんの父。「ここなら歩いてくれるかなと、父に頼みました」。父ははにかみながらも嬉しさ溢れる表情で、美咲さんをエスコート
リングボーイは敬太さんのおい。大歓声の中、さっそうと登場
音楽はテーマの一つで、結婚証明書はレコード盤。さらにBGMはDJがターンテーブルを回した
挙式後の“肉トス”。受け取った人には敬太さんの地元の飛騨牛をプレゼント
ケーキカットやファーストバイトはなし。代わりに飾りのない真っ白なケーキに絵画のようにペイント。結婚式を挙げていない親友夫婦にもペイントしてもらった
席札もインスタントカメラもテーマにピッタリ
各卓で、ゲスト同士も気ままに写真を撮り合いながら、料理とお酒を楽しんでいた
お酒好きなゲストが多いため、お酒ビュッフェを用意。敬太さんの地元・飛騨の地酒や飛騨のりんごジュースもボトルで並べてもてなした

東京都在住
井上敬太さん(31歳)
美咲さん(30歳)
挙式日:2022年5月7日
会場:THE GATEHOUSE(ゲートハウス)
ゲスト数:71名
前職場の同期入社。共通の趣味で意気投合。2014年から交際開始。美咲さんが30歳になったのを機に結婚。
※ゼクシィ東海版2022年10月号より転載
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