【結婚式レポートin愛知県】出会ってくれてありがとう。お互いに支え合っていこうね
王道かつ盛大にやりたかったことすべてを叶えた
花嫁になるために、小学生の時から毎月お小遣いを50円ずつ貯めていたという真帆さん。「本当に大切にしたいと思う、大好きな人と幸せな家庭を築きたい。そのためにできることは何かと考えていました」。インテリアコーディネートを勉強し、建築関係の仕事に就いたのも、幸せな家庭づくりには大切だと思ったからと。一方の俊喜さんは、4年前に父を、その翌年に祖父を亡くし、突然母と妹を支える大黒柱に。「不安と戸惑いでぼうぜん自失の状態でした。そんな時に出会ったのが彼女です。心強いパートナーができて本当に嬉しかったです」
父の代わりに母と俊喜さんとのジャケットセレモニーから始まった挙式。永遠の絆を誓い合った後、披露宴を華やかにやりたかった真帆さん。ドレスの色当てクイズなどで盛り上がった後、メイン演出は中高時代に所属していた吹奏楽部の仲間とのライブ演奏だった。真帆さんの地元・大阪から駆け付けた総勢16名によるリズミカルな演奏に、ゲストの手拍子が会場内に響いた。真帆さんの演奏を初めて聞いたという俊喜さんもノリノリ。お見送り直前、「夢のような時間だったね」と語る真帆さんに、俊喜さんは「あらためてありがとう」と伝えた。
アフターセレモニーでは女性陣にはブーケを、男性陣には俊喜さんの趣味である筋トレにちなみ、プラスチックのダンベルを同時にトス
席札代わりのネーム入りクッキー
春夏秋冬と同じポーズで4回前撮りした写真をウエルカムボードに
コントラバス担当の真帆さんを中心に、誰もが知っている曲を2曲演奏。大きな楽器は専用車で会場へ運ばれてきた
ふたりの出身地の名物をアレンジした前菜。たこ焼きに見立てたサーモンと手羽先
あまりの華やかさに歓声が上がったデザートビュッフェ。ガーデンで思い思いに楽しんでいた
ジャケットセレモニーでは少し照れながら母に視線を送った俊喜さんも、記念品贈呈では涙を流す母を笑顔で抱き締めた。これまで支え合ってきた母と息子の想いが伝わってきた
真帆さんの母からプレゼントされたリースを飾ったウエルカムスペース
ファーストミートでドレス姿の真帆さんを見た瞬間、目頭を押さえた俊喜さん
受付で結婚証明書用の名前をはめ込み、ドレスの色当てクイズに投票
愛知県小牧市在住
森 俊喜さん(27歳)
真帆さん(23歳)
挙式日:2022年4月30日
会場:アール ベル アンジェ Nagoya
ゲスト数:80名
真帆さんが大阪から転勤で名古屋へ来た2019年7月に出会い、翌8月の犬山花火大会から交際がスタート。
※ゼクシィ東海版2022年9月号より転載
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