【結婚式レポートin鳥取県】ワンチームで育てた花に祝福された一日でした
家族の思い出にいつまでも残る熱い一日に
日本有数のストックの産地、鳥取県北栄町で花や緑に親しんで育った新婦の藍月さん。実家はストックの切り花とスイカの生産農家で、結婚後は新郎の啓司さんと共に、本格的に家業を継承。自分のウエディングには、この愛してやまないストックの花をたくさん飾りたいとずっと考えていた。当日は父母の結婚式でも花を担当してもらった生花店のアレンジで、チャペルから披露宴会場、ブーケや髪飾りに至るまで、ストックをふんだんに取り入れた。
結婚式のもう一つの大きなテーマは“ワンチーム”。「実は私の父のモットーでもあり、仕事でも家庭でも、杉川家はいつもこの言葉を大切にしてきました」と、藍月さん。披露宴の前半は、お互いの親族をよく知るための和やかな時間に。後半のお色直しでは、北栄町特産の“大栄西瓜”をモチーフにしたラグビーボールを手に、両家の家族が2列に並んで入場。トライを決めた後、全員でスクラムでゲストに“新しいワンチーム”の誕生を印象付けた。まだまだ新春ムードが漂う1月初旬の結婚式。外は雪景色でも、鮮やかなストックの花々と、両家の心からの笑顔が溢れる会場で、ゲストはいち早く訪れた春を感じていた。
つまみ細工の結婚証明書、天然のつるで編んだリングピローなど、手作りアイテムは全て手先が器用な啓司さんが担当
最高の笑顔でふたりを迎えた家族のファーストミート
チャペルの装花、フラワーシャワーにもストックがふんだんに
この日のために振り袖で出席してくれた妹には、披露宴でブーケをサプライズプレゼント
お色直しの入場は両家揃ってラグビーの試合風に。ゲストを前に両家がスクラムで新しいワンチームを宣言!
お色直しの編み込みヘアにも華やかなストックを
ウエルカムスペースにもストック。お気に入りの写真と共にゲストをお迎え
新郎側、新婦側のゲスト対抗で盛り上がったクイズ大会
ストックの花はこの日のために、藍月さんの父が各色100本ずつ用意した
披露宴では親族紹介の時間を冒頭に設けて和やかに
ペーパーアイテムは写真や新婦作の4こま漫画を取り入れ、読み応えたっぷり
入場ではコロナ下にもかかわらず、集まってくれたゲストを前に感動

鳥取県東伯郡在住
杉川啓司さん(33歳)
藍月さん(28歳)
挙式日:2022年1月8日
会場:倉吉シティホテル(鳥取県)
結婚相談所で知り合う。出会いに運命を感じた藍月さんが、帰りに“出待ち”。交際4カ月余りで結婚へ。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2022年8月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 鳥取県













