【結婚式レポートin栃木県】世界遺産の神社で神前式。和も洋も楽しみ尽くしました
4カ月間の準備で地元の魅力溢れる挙式とおもてなし
栃木県民のふたりにとって、日光東照宮は親しみ深く、誇らしい場所。デートでも訪れ、お互いそっと「この人と結婚できたらいいな」と祈ったことも。その願いは見事に成就し、有佳さんは「結婚式も日光東照宮で」と提案。智行さんも「まさか世界遺産で挙式できるとは。かっこいい! ぜひやりたい」と心を弾ませた。
誓いの舞台は、一般客は入れない、絢爛豪華な彫刻が施された祈祷殿。雅楽の生演奏に包まれ、神職が執り行う儀式は神聖かつ厳かで「親や親族も『貴重な体験ができた』と大喜び。参拝客に『おめでとう』と声を掛けられたのも嬉しかったです」と新婦。少人数婚専門のゲストハウスの披露宴には親友たちも合流。前半は和装に合わせあえてしっとりと、後半は新郎の華麗なマジックショーから始まり、楽しいギャップでゲストを魅了。ドレス姿の花嫁が父と腕を組んで歩く再入場も幻想的でみんなが見ほれた。おいしい料理と会話を満喫した後、新郎新婦それぞれが読んだ手紙から、感謝と幸せになる決意が伝わってきてゲストから大きな拍手が。「準備を通してお互いの信頼が深まったし、大切な人に祝われ結婚した喜びを実感。ふたりで歩む人生がさらに楽しみになりました」
日光東照宮の美術館の庭で、紅葉と共に記念撮影
窓から広いガーデンを望む披露宴会場は開放感たっぷり。披露宴前は屋外でフォトタイムも満喫
新婦の勧めで新郎も手紙を。「照れくさかったけど普段言えない感謝を伝えられてよかったです」
絢爛豪華な神社に合わせ、光できらめく色打ち掛けに。純白のコチョウランの髪飾りも映えた
ライトアップされたガーデンのバージンロードを父と入場。会場内で母からブーケを受け取って新郎の元に進み、バトンタッチを
「余興の代わりに自分がもてなそう」と特技のマジックを猛練習。長いスティックや赤いバラを出す華麗な技にゲストも大喜び
神前式後、ふたりの名前入りの「御柱掛け」を授かり感激。「お守りとして大切に家に飾っています」
会場名物「鯛ご飯」のふたを開ける演出に会場が沸いた
地元の親友も招待し楽しいひとときを
挙式後の親族集合写真
イセエビのお造り付きの前菜
見事な彫刻が施された回廊を移動
折り鶴シャワーの祝福に笑顔がこぼれた
栃木県宇都宮市在住
柳 智行さん(27歳)
有佳さん(26歳)
挙式日:2021年11月13日
挙式会場:日光東照宮
披露宴会場:ブレスインフォレスト[栃木県]
同じ職場の違う部署勤務。新郎同期に紹介されすぐ惹かれ合い、交際へ。1年後、那須のチャペルでプロポーズ。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2022年8月号より転載
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