【結婚式レポートin岐阜県】おじいちゃん、おばあちゃんありがとう、大好きだよ!
やっと会えた!久々に友人らと楽しんだ春の宴
「なかなか会えないから、一緒に暮らそう!」。ふたりとも教員。交際が始まってすぐに休校・休園になり、出掛けるどころか会うこともままならなくなった。「世の中の流れが結婚を後押ししてくれました。悪いことばかりじゃないですね」と清香さん。同郷のふたりは、偶然にも揃って大のおじいちゃん・おばあちゃん子。ぜひ参列してほしい。そしてほとんどのゲストは地元の友人。となれば移動が楽で、生まれ育った場所から新たな一歩を踏み出そう。会場はすぐに決まった。
「きょうだい3人の思い出と言えば、ひいおばあちゃんとおばあちゃんの家に、よく泊まりに行ったこと」と清香さん。畑仕事を手伝い、野菜の収穫が大好きだった。自然に触れる楽しさを学び、今の幼稚園教諭の仕事にも生かされていると語る。一方の眞芳さんも、弟とよく祖父母の家を訪れていた。清香さんが初めてあいさつに出向いたとき、まず眞芳さんが連れて行ったのは祖父母の家だった。祝宴での中座はそれぞれ祖父母と。ふたりからのリクエストで5人+曽祖母で記念撮影の時間を設けた。友人らも幼い頃からよく知るふたりの祖父母。思い出話に花が咲き、にぎやかで和やかな春の宴となった。
リングガールは清香さんが受け持った園児。「天使みたい!」とゲストから歓声が
友人が作った動画を見て嬉し涙を流す眞芳さん
清香さんの地元の友人らが久々に集合し、ふたりを祝福
中座は祖父母と。それぞれ宛てに手紙を読み上げると、友人らに冷やかされ、会場は大盛り上がり
再入場時にはキャンドルサービスで各卓を回った。「結婚式では外せない演出ですよね!」と清香さん
ファミリーミートでは、親友のようと言う清香さんの母が号泣。挙式のリハーサルでも涙が止まらず、清香さんがなだめていた
ウエルカムスペースにはふたりの教え子たちからのプレゼントが並んだ
挙式中、バージンロードの扉前に立ち、ふたりを見守り続けていた清香さんの祖母。愛おしさが溢れていた
フラワーシャワーケースは、清香さんの教え子たちが絵を描いた折り紙で作ったもの
念願の集合写真。5人とも嬉しそうな笑顔
「単身赴任が長かった父。今さらありがとうも恥ずかしくて……」と言っていた清香さん。最後はちゃんと感謝を伝えられた
岐阜県可児市在住
松口眞芳さん(29歳)
清香さん(26歳)
挙式日:2022年3月26日
会場:コッツウォルズ(Bridal On Water COTSWOLDS)
ゲスト数:89名
清香さんの先輩の結婚式の3次会で出会い意気投合。すぐに交際をスタートし、1年後には婚姻届を提出。
※ゼクシィ東海版2022年8月号より転載
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