【結婚式レポートin京都府】ふたりの物語を大切に。みんなと未来を夢見る結婚式
旅立ちの日を象徴。真っさらの日記帳を準備
物語のあるサプライズで、いつも敏美さんを感動させてくれる樹生さん。「結婚式はこれから始まるふたりの未来を、ゲストと一緒に思い描く日にしたい」という思いから、ふたりで “Link Story”というテーマにたどり着いた。その象徴が、“未来日記”と名付けた真っさらの日記帳。「人生のターニングポイントごとに写真や文章でつづる、みんなの日記帳みたいなものを挙式で作りたくて。ゲストは今まで私たちに深く、濃く関わってくれた人たちばかり。例えば、友人が子どもを連れて遊びに来た時にも、一緒に撮った写真を貼ったりできるといいな」と、敏美さんは目を輝かせる。一方の披露宴は、そんな未来に向かうふたりの旅立ちをイメージし、司会者やスタッフがCA風のアナウンスでパーティを進行。空の旅をモチーフにしたペーパーアイテムやサプライズでも、ゲストの旅気分を盛り上げた。実は結婚を機に、敏美さんの実家である茨城県で家業の農業を継ぐことが決まっているふたり。今は敏美さんの父を師匠に修業中の身だからこそ、未来への夢が大きく膨らんでいる。まさに新天地での旅立ちにふさわしい、ふたりらしさの詰まった素晴らしい一日となった。
親子で過ごす“ペアレントタイム”は和やかなひとときに
家族を代表し、茨城から出席してくれた敏美さんの父がベールダウン
インスタントカメラで撮影したゲストの写真もこの日の大切な思い出に
“未来日記”にお気に入りのガラスペンを添えて。受付ではゲストがメッセージを、挙式では未来への希望を胸にふたりでサイン
旅立ちをイメージして飛行機をモチーフに
乾杯の発声は、招待状の返信が一番遅れた友人にサプライズで!
新郎の地元にちなみ、京鴨を使った料理が好評
パスポート風のプロフィールブックを手に、高砂席のふたりを囲んで写真撮影
リングガールは新郎のめいが担当。南京(なんきん)錠付きのリングピローを祭壇へ
後半は10年後のふたりに宛てたメッセージを集めながらテーブルをラウンド。未来の自分たちに書いた手紙と共に、ボックスへと封印
挙式のフィナーレは温かい拍手に見送られて。普段から髪に鮮やかな色を入れるのが好きな敏美さん。結婚式でも好きな色で自分らしく
茨城県在住
樹生さん(25歳)
敏美さん(24歳)
挙式日:2021年10月29日(金)
会場:KOTOWA京都 八坂(コトワ 京都 八坂)(京都府)
出会いはふたりが仕事で滞在した台湾。敏美さんが駅で樹生さんに声を掛け、食事に誘ったのがきっかけ。
※ゼクシィ関西版2022年4月号より転載
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