【結婚式レポートin京都府】春に生まれた私の憧れをギュッと凝縮できました
楽しく、華やかにやりたかったこと全て実現!
「どうしても桜が満開になるこのシーズンに結婚式を挙げたくて」と、新婦の茉里さん。「桜の季節の大安の土曜日」を確保するために、会場を予約したのは約2年前のこと。コロナ下の状況が変化するたび、一喜一憂しながら迎えた当日だけに、感慨もひとしおだった。挙式は桜の名所としても知られる平安神宮で、白無垢に綿帽子の伝統的な日本の花嫁装束で厳かに。式後は神苑の桜を背景に記念撮影などを心行くまで楽しんだ。披露宴は大正期に贅(ぜい)を尽くして造営された、老舗企業の邸宅にルーツを持つ和モダンな会場で装花にも桜を取り入れた。「当初は会社関係のゲストを招待することができず、とても残念な思いでしたが、親しい人たちと小規模ながら盛大に、凝縮された時間を楽しめてよかったです!」と、茉里さん。京都は新郎の勲哉さんが大学時代を過ごした思い出深い場所。同時に、茉里さんにとっても家族旅行の楽しい思い出がたくさんある特別な所。お世話になった両家の親族や恩師にも出席してもらえたことが、ふたりにとって何よりの喜びに。2年間温め続けて迎えた結婚式で、ゲストに旅やお花見の気分まで満喫してもらうぜいたくな一日となった。
白無垢に綿帽子の花嫁支度が完成。どんな一日になるのか、期待に胸を膨らませて出発
ひと目ぼれで決めた珍しいコチョウラン柄の白無垢。憧れの平安神宮で神前式
挙式に出席してくれた友人たちと、境内の桜の前でポーズ!
大阪と広島、ふたりの地元の食材を取り入れた献立は、プロフィールブックでも詳しく紹介
勲哉さんの名前の1文字が入った京都・伏見のお酒で鏡開き。席札の役目も果たした名入りの升で振る舞い酒も
披露宴は日本髪に桜の花のブーケで入場した茉里さん。高砂席の豪華なコチョウランもこだわり
会場にもソメイヨシノの桜が見事に満開!
お色直しのウエディングドレスは存在感あるティアラでロイヤル感を
友人代表のスピーチを担当してくれた親友も鮮やかな振り袖姿で出席
装花は大輪の白い花だけを使ったぜいたくなアレンジに
バージンロードを入場する父と娘になぞらえたお色直し。勲哉さんがタキシードでさっそうと入場してエスコートをバトンタッチ
兵庫県三田市在住
岩本勲哉さん(32歳)
茉里さん(29歳)
挙式日:2021年4月3日(土)
会場:平安神宮<挙式>、アカガネリゾート京都東山(AKAGANE RESORT KYOTO HIGASHIYAMA)<披露宴>(京都府)
知人の紹介で知り合う。勲哉さんは茉里さんにひと目ぼれ。家族を大事にするお互いの価値観にも共感。
※ゼクシィ関西版2022年1月号より転載
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